海(うみ)の物(もの)とも山(やま)の物(もの)ともつか◦ない
物事の正体・本質がつかめず、将来どうなっていくか見当のつかないたとえ。海とも山とも知れず。「始めたばかりで、まだ—◦ない新商売だ」
おお‐よそ【大凡/凡】
[名・形動] 1 だいたいのところ。あらまし。「計画の—を説明する」 2 ひととおりであること。普通。「ひととせはいたく—にこそおもしろしと見え給ひしか」〈宇津保・楼上上〉 [副] 1 細部...
おかど‐ちがい【御門違い】
1 訪問すべき家をまちがえること。 2 目当てをまちがえること。見当ちがい。「その抗議は—だ」
おし‐はか・る【推(し)量る/推(し)測る】
[動ラ五(四)]類似の事実を当てはめてみて、見当をつける。推測する。推量する。「当事者の心中を—・る」
おもい‐あ・つ【思ひ当つ】
[動タ下二] 1 こうだろうと見当をつける。推定する。「まだ見ぬ御様なりけれど、いとしるく—・てられ給へる御そばめを」〈源・夕顔〉 2 考えて割り当てる。「女房の中にも、品々に—・てたる際々(き...
かい‐もく【皆目】
[副] 1 あとに打消しの語を伴って、強く否定する気持ちを表す。まるっきり。全然。「—見当がつかない」 2 まるまる全部、すっかりの意を表す。あとに否定的な意味・内容のくることが多い。「風眼とや...
河童(かっぱ)に水練(すいれん)
泳ぎの上手な河童に泳ぎを教えようとすることから、見当違いで無駄なことのたとえ。
かど‐ちがい【門違い】
1 まちがえてほかの家へ行ってしまうこと。かどたがい。かどたがえ。かどちがえ。 2 目ざす方向や目標をまちがえること。見当違い。→御門(おかど)違い
から‐あし【空足】
1 「無駄足」に同じ。 2 階段などの上り下りに、高さの見当をまちがえて踏みそこなうこと。「—を踏む」 3 はだし。すあし。
がらみ【絡み/搦み】
[接尾] 1 年齢や値段を表す数詞に付いて、だいたいその見当、その前後であるという意を表す。「五十—の男」「千円—の品」 2 名詞に付いて、そのものをくるめて、それと一緒に、の意を表す。「袋—売...