きょく‐もく【極目】
目のとどく限り。見渡す限り。「—際なき曠原を横ぎり」〈独歩・無窮〉
けち‐えん【掲焉】
[形動ナリ]著しいさま。目立つさま。けつえん。「人の様体、色合ひなどさへ—に顕れたるを見渡すに」〈紫式部日記〉
げ‐にん【下人】
1 身分の低い者。「広く此の人間世界を見渡すに…貴人もあり、—もありて」〈福沢・学問のすゝめ〉 2 平安時代以後、荘官や地頭などに隷属して雑役に従事した者。売買・質入れ・譲渡の対象となった。雑人...
スカイロン‐タワー【Skylon Tower】
カナダ、オンタリオ州南東部の都市ナイアガラフォールズにある塔。高さ160メートル。1965年に建造。最上階の展望台から、ナイアガラの滝のカナダ側・米国側を見渡すことができる。
せん‐ぼう【瞻望】
[名](スル)遠く見渡すこと。「偕に戸外に出でて—したり」〈鴎外訳・即興詩人〉
ぜん‐けい【全景】
その場所から見える全体の景色。「展望台から町の—を見渡す」
そう‐ぼう【蒼茫】
[ト・タル][文][形動タリ] 1 見渡すかぎり青々として広いさま。「—たる大海」 2 ほの暗いさま。「—と暮れかけて来た窓ぎわの」〈里見弴・多情仏心〉
たい‐かん【大観】
[名](スル) 1 広く全体を見渡すこと。大局を眺めること。「世界の政情を—する」 2 雄大な景色。壮大な眺め。「山頂からの—」
ちょう【眺】
[常用漢字] [音]チョウ(テウ)(呉)(漢) [訓]ながめる 遠く見渡す。ながめる。「眺望」
ちょう‐かん【鳥瞰】
[名](スル)鳥が空から見おろすように、高い所から広い範囲を見おろすこと。また転じて、全体を大きく見渡すこと。俯瞰(ふかん)。「山頂から市街を—する」「日本経済を—する」