おてなみ‐はいけん【御手並(み)拝見】
相手の腕前や能力がどれくらいあるか拝見しよう。相手をやや見下した言い方。「まずは—といきましょう」
お‐めみえ【御目見/御目見得】
[名](スル) 1 貴人や目上の人に会うこと。お目にかかること。「社長に—する」 2 新しくできたものなどが、初めて人々の前に姿を現すこと。「近く新車が—する」 3 歌舞伎などで、俳優が初めて、...
おんまやがしよりりょうごくばしゆうひみ【御厩川岸より両国橋夕陽見】
葛飾北斎による風景版画のシリーズ「富嶽三十六景」の作品の一。画面右手前に大勢の客を乗せた隅田川の渡し船、遠くに両国橋と、藍一色のシルエットで描かれた富士山を描いたもの。
かい‐けん【会見】
[名](スル)改まった形で人に会うこと。公式な場合に用いられる。「二か国首脳が—する」「記者—」
かいば‐み【垣間見】
「かいまみ」に同じ。「ある人の局に行きて、—して」〈枕・四九〉
かいば・む【垣間見】
[動マ四]《「かいまむ」の音変化》「かいまみる」に同じ。「中納言の、君のしるべして、—・ませし日」〈夜の寝覚・四〉
かいま‐み【垣間見】
物のすきまからのぞき見ること。のぞきみ。
かざ‐み【風見】
家の屋根などにつけて、風の吹く方向を知る道具。古くは先端に鳥獣の形や紋所などをつけた。風向計。風標(かざじるし)。
かた‐つきみ【片月見】
八月十五夜の月見だけして、九月十三夜の「後(のち)の月見」をしないこと。災いが来るといって忌まれた。《季 秋》
かた‐み【形見】
1 死んだ人や別れた人を思い出すよりどころとなるもの。残した品や遺品、また、遺児。「父の—の万年筆」 2 過去を思い出させるもの。記念の品。「旅の—とする」 [補説]作品名別項。→形見