か‐とく【家督】
1 その家を継ぐべき子。あととり。嫡子。 2 相続すべきその家の財産・事業などの総体。跡目。「—を譲る」 3 民法旧規定で、戸主の身分に備わる権利と義務。戸主の地位。 4 中世、一門・一族の長。...
かとく‐そうぞく【家督相続】
民法旧規定で、戸主が死亡・隠居などをした際、一人の相続人が戸主の身分・財産を相続すること。また、その制度。一般には、嫡出男子の年長者が相続した。第二次大戦後の民法改正で廃止。
かねんせい‐こたい【可燃性固体】
消防法の別表で危険物として第2類に分類されるもの。固体であって、火炎による着火の危険性を判断するための政令で定める試験において政令で定める性状を示すもの、または引火の危険性を判断するための政令で...
か‐はい【加配】
[名](スル) 1 配給制で、規定の配給量に加えて配給すること。また、その配給。「—米」 2 通常より教員を多く配置すること。「昨年度からは非常勤の教諭が二人—されている」→加配教員
か‐ばらい【過払い】
《「かはらい」とも》代金・給料などを払いすぎること。払いすぎ。また特に、法律の規定以上の利子を支払うこと。→過払い金
かばらい‐きん【過払(い)金】
《「かはらいきん」とも》消費者金融などの貸金業者から融資を受けた人が業者に支払いすぎた利息のこと。利息制限法の上限金利(年15〜20パーセント)と出資法の旧上限金利(年29.2パーセント)の差か...
かぶ‐こうぞう【下部構造】
《(ドイツ)Unterbau》史的唯物論で、一定の発展段階にある社会構成の基礎となる物質的な生産関係の総体。これが社会的・政治的な制度、思想・芸術などの上部構造を規定する。経済的構造。→上部構造
かぶしきがいしゃしょうこうくみあいちゅうおうきんこ‐ほう【株式会社商工組合中央金庫法】
商工組合中央金庫の株式会社化に伴い、旧商工組合中央金庫法を廃止して制定された法律。平成20年(2008)施行。政府が出資分を処分して完全民営化されるまでの移行期間における、同金庫の株主や業務等を...
かぶしきがいしゃにほんせいさくとうしぎんこう‐ほう【株式会社日本政策投資銀行法】
日本政策投資銀行の株式会社化に伴い、旧日本政策投資銀行法を廃止して制定された法律。平成19年(2007)施行。同行の業務、資金調達方法、国との関係等を規定する。当初は完全民営化の時期も示されてい...
かぶしき‐はいとう【株式配当】
株主に対する利益の配当の全部または一部を、金銭ではなく、新しく発行する株式の交付によって行うこと。平成3年(1991)の改正商法施行後は株式分割と規定される。