にぶん‐ぎ【二分木】
グラフ理論において、木構造に分類されるデータ構造の一。またそれを図式化したもの。ある要素(親ノード)を起点とし、二つ以下の要素(子ノード)に枝分かれして樹木のように広がっていく構造。二進木。バイ...
にんじん
《原題、(フランス)Poil de Carotte》ルナールの長編小説。1894年刊。のちに一幕ものの戯曲に改作。「にんじん」とよばれる赤毛でそばかす顔の少年が、冷たい母親や兄姉との家庭生活で味...
ねむり‐め【眠り目】
1 眠そうな目。また、つぶった目。「—をまぼしそうに細めて」〈二葉亭訳・めぐりあひ〉 2 くすんだ色合い。また、そのもの。「親の喪中とて、衣裳の物ずきも、一きは—にて」〈浮・世間猿〉
のち‐の‐おや【後の親】
実の親の死後、親と頼む人。ままおや。「あはれのことや。この姉君や、真人(まうと)の—」〈源・帚木〉
這(は)えば立(た)て立(た)てば歩(あゆ)めの親心(おやごころ)
子供の一日でも早い成長を待ち望む親の心をいう言葉。
はたけ【畑/畠】
1 野菜や穀類などを作る農耕地。水田に対して、水を入れない耕地をいう。はた。 2 専門とする領域・分野。「法律—」 3 母親の腹。また、出生地。「—の違う兄弟」 [補説]「畑」「畠」は国字。
はは【母】
1 親のうち、女性のほう。実母・義母・継母の総称。母親。おんなおや。⇔父。 2 物事を生み出す根源。「—なる大地」「必要は発明の—」 [補説]平安時代中期以降近世のころまで「はわ」と発音・表記し...
はは‐かた【母方】
母親の血統に属していること。また、その人。「—の伯父」⇔父方。
はら‐ごもり【腹籠もり】
1 胎内(たいない)に子が宿ること。妊娠。懐妊。 2 父親が死んだとき、母親の胎内にいた子供。忘れがたみ。遺腹。 3 仏像などの腹中に観音像や経典などを入れこめてあること。また、そのもの。
腹(はら)は借(か)り物(もの)
母親の腹は一時の借り物で、生まれた子の貴賤は父親の身分によるという意。男尊女卑の封建社会で使われた言葉。