おおくずれ‐かいがん【大崩海岸】
静岡県中央部、静岡・焼津(やいづ)市境の駿河湾に望む海岸。約4キロメートル、高さ50〜100メートル。急傾斜の海食崖のため「東海の親不知(おやしらず)」といわれる。富士山を望む景勝地。
おお‐ごしょ【大御所】
1 すでに引退して表面に出ないが、その世界で大きな勢力をもっている人。また、その道の大家として大きな勢力をもつ人。「政界の—」 2 親王の隠居所。また、隠居した親王の尊称。 3 将軍の隠居所。ま...
おおたに‐ほんびょう【大谷本廟】
京都市東山区五条坂にある浄土真宗本願寺派の祖廟。親鸞の遺骨は初め大谷の地に葬られ、文永9年(1272)吉水の北に改葬。慶長8年(1603)この地に移された。西大谷。
おお‐だんな【大檀那/大旦那】
1 勢力のある檀家。また、布施をたくさん出す檀家。だいだんな。 2 (大旦那)雇い人などが主人の父親を呼ぶ敬称。親だんな。
おお‐はらえ【大祓】
毎年、6月と12月のみそかに、諸人の罪やけがれをはらい清めるため、宮中や神社で行われる神事。6月を夏越(なごし)の祓(はらえ)・夏祓、12月を年越しの祓という。古くは、朱雀門(すざくもん)前で、...
おおば【大庭】
姓氏の一。 [補説]「大庭」姓の人物大庭景親(おおばかげちか)大庭みな子(おおばみなこ)
おお‐ば【祖母】
《「おおはは(大母)」の音変化》父母の母。そぼ。⇔祖父(おおじ)。「犬江親兵衛が—、妙真もをるなれば」〈読・八犬伝・九〉
大船(おおぶね)に乗(の)ったよう
信頼できる者に任せて、安心しきっているようす。親船に乗ったよう。
おおみ‐き【大御酒】
神や天皇などに奉る酒。「親王(みこ)にむまの頭(かみ)、—まゐる」〈伊勢・八二〉
おお‐やかず【大矢数】
江戸時代、陰暦4、5月に京都三十三間堂などで行われた通し矢の競技。日暮れから翌日の暮れまでの一昼夜に数千本から一万数千本を射つづけて、その数の多さを誇った。《季 夏》「—弓師親子もまゐりたる/蕪...