かんのん‐りき【観音力】
観音の功徳の力。観音に備わる法力。
かん‐ばい【観梅】
梅の花を観賞すること。梅見(うめみ)。《季 春》
かんばくず【観瀑図】
⇒観瀑僧図
かんばくそうず【観瀑僧図】
室町時代の画家、芸阿弥の水墨山水図。端正な筆致で滝を描いている。月翁周鏡ほか2名の僧の賛がある。国の重要文化財に指定。東京都根津美術館所蔵。観瀑図。
かんふげんぎょう【観普賢経】
大乗経典の一。1巻。曇摩蜜多(どんまみつた)訳。441年までに完成。法華経の結経とされる。普賢菩薩を観ずる方法と、六根の罪を懺悔(さんげ)する方法などを述べたもの。観普賢菩薩行法経。普賢観経。
かん‐ぶつ【観仏】
仏語。観念の念仏の意。仏の相好(そうごう)・功徳を観想すること。
かん‐ぷう【観楓】
もみじを観賞すること。もみじがり。
かん‐ぺい【観兵】
兵を整列させ検閲すること。
かんぺい‐しき【観兵式】
旧日本陸軍で、天長節・陸軍始などに、軍隊を整列させて天皇が観閲した儀式。
かん‐ぼう【観望】
[名](スル) 1 景色などを遠く広く見渡すこと。「そのあたりの光景を—すると」〈荷風・つゆのあとさき〉 2 事の成り行きをうかがい見ること。「周囲の形勢を—する」