がちりん‐かん【月輪観】
密教で行う観法で、心を月輪のごとく清浄・完全であると観ずるもの。
きかい‐かん【機械観】
⇒機械論
き‐かん【奇観】
珍しい眺め。ほかでは見られないような風景。「—を呈する」
きねや‐じょうかん【稀音家浄観】
[1874〜1956]長唄三味線方。2世。東京の生まれ。初世の子。本名、杉本金太郎。前名、3世杵屋六四郎。4世吉住小三郎とともに長唄研精会を創立、長唄を鑑賞音楽として発展させた。文化勲章受章。
きゃっ‐かん【客観】
[名](スル) 1 観察・認識などの精神活動の対象となるもの。かっかん。⇔主観。 2 主観から独立して存在する外界の事物。客体。かっかん。⇔主観。 3 当事者ではなく、第三者の立場から観察し、考...
きゅう‐かん【旧観】
もとの姿。昔のありさま。
きょう‐かん【教観】
仏語。教相(きょうそう)と観心(かんじん)の二門。天台宗における理論的な教理研究の側面と実践的な修行の側面。→観心 →教相
きょうしゅ‐ぼうかん【拱手傍観】
[名](スル)手を出さないで、ただ、ながめていること。
きんこきかん【今古奇観】
中国、明代末の短編小説集。40巻。抱甕(ほうおう)老人編。「三言(さんげん)」「二拍(にはく)」から40編を選んだもの。江戸時代に伝来し、曲亭馬琴・都賀(つが)庭鐘や上田秋成らに影響を与えた。
きんだいのれんあいかん【近代の恋愛観】
厨川白村の著作。大正10年(1921)、朝日新聞に連載されたエッセー。恋愛論ブームを巻き起こした。大正11年(1922)刊。