きゃっ‐かん【客観】
[名](スル) 1 観察・認識などの精神活動の対象となるもの。かっかん。⇔主観。 2 主観から独立して存在する外界の事物。客体。かっかん。⇔主観。 3 当事者ではなく、第三者の立場から観察し、考...
きゅう‐かん【旧観】
もとの姿。昔のありさま。
きょう‐かん【教観】
仏語。教相(きょうそう)と観心(かんじん)の二門。天台宗における理論的な教理研究の側面と実践的な修行の側面。→観心 →教相
きょうしゅ‐ぼうかん【拱手傍観】
[名](スル)手を出さないで、ただ、ながめていること。
きんこきかん【今古奇観】
中国、明代末の短編小説集。40巻。抱甕(ほうおう)老人編。「三言(さんげん)」「二拍(にはく)」から40編を選んだもの。江戸時代に伝来し、曲亭馬琴・都賀(つが)庭鐘や上田秋成らに影響を与えた。
きんだいのれんあいかん【近代の恋愛観】
厨川白村の著作。大正10年(1921)、朝日新聞に連載されたエッセー。恋愛論ブームを巻き起こした。大正11年(1922)刊。
ぎじん‐かん【擬人観】
人間の特性を他の事物にあてはめ、人間と類似したものとして説明しようとする考え方。例えば、神が人間と同じような姿をして同じ言葉を使うと考えるような見方。
くう‐がん【空観】
仏語。一切の存在には本性がなく、実体をもたないという真理を観想する方法。
ぐみん‐かん【愚民観】
(国の支配層が)国民は無能でばかだとする見方。「—に基づく政策」
けい‐かん【景観】
1 風景。景色。特に、すばらしいながめ。「壮大な—」 2 《(ドイツ)Landschaft、(英)landscapeの訳語。植物学者の三好学が考案》人間が視覚的に認識する風景。もとは地理学・植物...