ほうい‐かく【方位角】
観測者の立つ位置を通る子午線と、ある天体を通る垂直圏とがなす角。天文学では南を零度として西回りに、測地学では北を零度として東回りに測る。
ほう‐がく【方角】
1 ある地点をもとにして、東西南北で表した方向。「北の—」 2 吉凶にかかわる方位。「—が悪い」 3 そのもののある方向。「火事は家の—だ」 4 考え方の方向。見当。「違った—から考えてみる」 ...
ほ‐かく【補角】
二つの角の和が二直角になるときの、一方の角の他に対する称。このとき、これらの二つの角を互いに補角をなすという。
まがり‐かど【曲(が)り角】
1 道などの曲がっている所。道などの折れ曲がっている角。「この先の—で折れる」 2 新しい状態などに変わる、変わりめ。転機。「運命の—」
まさつ‐かく【摩擦角】
物体が面の上に接触し、面から摩擦力と垂直抗力が及ぼされているとき、摩擦力と垂直抗力の合力と、垂直抗力のなす角。摩擦係数μは、摩擦角をφとすると、μ=tanφで表される。
ま‐しかく【真四角】
[名・形動]正方形であること。また、そのさま。「紙を—に切る」「—な板」
まち‐かど【街角/町角】
1 町の通りの曲がりかど。「—の交番」 2 街頭。「—の風景」
丸(まる)い卵(たまご)も切(き)りようで四角(しかく)
物事は、扱い方によって円満にもなり、角(かど)も立つというたとえ。
みつ‐かど【三つ角】
1 三つのかど。 2 道が三方に分かれている地点。三叉路。「—の交差点」
むかえ‐かく【迎え角】
飛行機などの翼の前縁と後縁とを結ぶ直線(翼弦)が、空気の流れの方向となす角度。迎え角が大きいほど揚力は大きいが、ある限度を超えると後方の気流が乱れ、失速の状態となる。迎角(げいかく)。