あおた‐がい【青田買い】
1 稲の収穫前に、その田の収穫量を見越して先買いすること。→青田売買 2 企業が人材確保のため、卒業予定の学生の採用を早くから内定すること。卒業前の学生を実る前の稲に、能力を収穫量にたとえた語。...
あおた‐がり【青田刈(り)】
1 稲が未熟なうちに刈り取ること。 2 「青田買い2」に同じ。 [補説]2は、本来の言い方である「青田買い」の誤りが近年になり広まったもの。
あお‐たん【青たん】
打ち身による青あざ。もと北海道方言。
あおっ‐ぽ・い【青っぽい】
[形] 1 青みがかっている。「—・いセーター」 2 若くて世間に慣れていない。未熟である。「いい年をしてまだ—・いことを言う」 [派生]あおっぽさ[名]
あお・つ【煽つ】
[動タ四] 1 あおいで風を起こす。「大うちはで—・ちのけるがごとくで」〈狂言記・粟田口〉 2 燃える気持ちをあおりたてる。そそのかす。「きやつは定業(ぢゃうごふ)が—・つ」〈虎明狂・鼻取相撲〉...
あお‐つづら【青葛】
1 ツヅラフジの別名。 2 「つる」を繰るところから「くる」「くるし」「くるる」などを導く序詞を構成する語。「山がつの垣ほに這へる—人は来れども言伝てもなし」〈古今・恋四〉
あおとぞうしはなのにしきえ【青砥稿花紅彩画】
歌舞伎狂言。世話物。5幕。河竹黙阿弥作。文久2年(1862)江戸市村座初演。通称、弁天小僧・白浪五人男。別外題、弁天娘女男白浪。
あお‐にさい【青二才】
《「にさい」は「にいせ(新背)」の音変化という》経験の浅い年若い男。あざけりや謙遜の気持ちを込めていう。「この—が何を言うか」「まだ—の私ですが」
あ‐かい【亜槐】
《三槐(三公)に亜(つ)ぐ意》大納言の唐名。亜相(あしょう)。
赤(あか)い着物(きもの)を◦着(き)る
《もと、受刑者が赤い着物を着せられたところから》入獄する。刑務所で服役する。明治・大正期に使った言葉。