かん【関〔關〕】
[音]カン(クヮン)(漢) [訓]せき かかわる かんぬき あずかる [学習漢字]4年 〈カン〉 1 門や扉を閉じる横木。かんぬき。「関鍵(かんけん)」 2 国境などに設けて通行人を調べる所。...
かん【陥〔陷〕】
[常用漢字] [音]カン(漢) [訓]おちいる おとしいれる 1 地面がへこむ。「陥没」 2 攻め落とされる。「陥落」 3 おとし穴。「陥穽(かんせい)」 4 不足する。「欠陥」
かん【韓】
[常用漢字] [音]カン(漢) [訓]から 1 古代朝鮮の国名。から。「三韓」 2 李氏朝鮮の国名。「大韓」 3 大韓民国。「韓国/日韓」
かん【館】
[音]カン(クヮン)(漢)(呉) [訓]やかた たち [学習漢字]3年 1 大きな建物・屋敷。「館舎/帰館・公館・商館・洋館」 2 宿屋。「旅館」 3 役所。「大使館」 4 公共の建物・施設。「...
かん‐がく【漢学】
1 日本で、中国の古典をもとに中国思想や詩文を研究する学問。国学・洋学に対していう。 2 中国で、漢代の訓詁学(くんこがく)、また、それに基づく清代の考証学をいう。
かんがく‐は【漢学派】
中国、清代の一学派。訓詁を重んじ、漢・唐代の学問を尊重する学派。日本では、江戸時代の新注・古義学などに対抗して興った太宰春台(だざいしゅんだい)・狩谷棭斎(かりやえきさい)などの学派。
かんけいかい【菅家遺誡】
教訓書。2巻。著者未詳。室町時代の成立といわれる。公家で守るべきことを菅原道真に仮託して33条にまとめたもの。神事・田猟・武備・刑罰・冠婚葬祭などに分類。菅家遺訓。かんけゆいかい。
かん‐ご【漢語】
1 日本語の中で、字訓ではなく、字音で読まれる語。また、字音で読まれる漢字から成る熟語。昔、中国から伝わり日本語として定着したもののほかに、日本で作られたものもある。字音語。→和語(わご) →外...
かんじかな‐まじりぶん【漢字仮名交じり文】
漢字と片仮名や平仮名を混用した文。平安時代以降、漢文の訓読を基盤として発達し、中世以降広く行われるようになった。
かんじ‐せいげん【漢字制限】
学習上の負担や実用上の不便を少なくするために、日常生活で漢字の字種・音訓を一定の範囲に限定すること。