ひ‐き【秘記】
秘密の記録。
ひぐらしのき【蜩ノ記】
葉室麟(はむろりん)の小説。架空の藩、豊後羽根藩を舞台とした時代小説。平成23年(2011)刊行。同年、第146回直木賞受賞。
ひぜんふどき【肥前風土記】
奈良時代の肥前国の地誌。1巻。和銅6年(713)の詔により撰進された風土記の一。肥前国風土記。
ひたちふどき【常陸風土記】
奈良時代の常陸国の地誌。1巻。和銅6年(713)の詔により撰進された風土記の一。養老年間(717〜724)に撰進。11郡中9郡の記事が残っている。常陸国風土記。
ひっ‐き【筆記】
[名](スル)書き記すこと。書き取ること。また、書かれたもの。「講義を—する」「口述—」
ひなみ‐き【日並(み)記】
日々の記録。日記。
ひのやま【火の山】
津島佑子の長編小説。富士山麓に住む有森家の5代にわたる物語。平成10年(1998)刊行。同年、第34回谷崎潤一郎賞、第51回野間文芸賞受賞。副題は「山猿記」。
ひょう‐き【標記】
[名](スル) 1 目印をつけること。また、その文字や符号。 2 標題として書きしるすこと。また、その事柄。「—の件について検討する」
ひょう‐き【表記】
[名](スル) 1 おもてに書きしるすこと。また、その書かれたもの。おもて書き。「—の所へお送りください」 2 文字や記号を用いて書き表すこと。「現代仮名遣いで—する」
ひょうばん‐き【評判記】
ある物事のうわさ・世評を書いた書物。江戸時代、明暦(1655〜1658)ごろから遊女評判記が流行し、それにならって役者評判記などが成立。