わざ‐くれ
[名] 1 退屈しのぎの戯れにすること。「高が皆手づまの—小説の下手なのなり」〈露伴・新浦島〉 2 やけになること。自暴自棄。「継母がかりの—に、悪性狂ひも出で来るぞと」〈浄・冥途の飛脚〉 ...
わ‐じゅん【和順】
[名・形動] 1 気候が順調で穏やかなこと。また、そのさま。「気候—な地」 2 気質が穏やかで、おとなしいこと。また、そのさま。「特に正直にして—なるのみ」〈中村訳・西国立志編〉 3 穏やかに従...
わたくし・する【私する】
[動サ変][文]わたくし・す[サ変] 1 公のものを自分のもののように扱う。私物化する。また、ひとりじめする。「公金を—・する」「政治を—・する」「ゆめ一人の人になその尊き身を—・せしめ給いそ」...
わ‐ちょう【和調】
《「和」も「調」もやわらぐ意》やわらぐこと。また、やわらげること。「反復応酬に依て—し以て争を息む」〈西周訳・万国公法〉
わぶん‐えいやく【和文英訳】
日本文を英語の文章に翻訳すること。
わ‐やく【和訳】
[名](スル)外国の文章を日本語に翻訳すること。また、その翻訳したもの。「英文—」
ワルトブルク‐じょう【ワルトブルク城】
《Wartburg》ドイツ中部、チューリンゲン州の都市、アイゼナハにある城。チューリンゲン地方伯ルートウィヒ=デア=シュプリンガーが1067年に建造し、以来、度重なる増改築がなされて現在の姿にな...
我(われ)にもあら◦ず
1 われを忘れて。無我夢中で。「—◦ず言い訳しようとしたのを」〈康成・伊豆の踊子〉 2 自分であるという気がしない。人心地がしない。「御子は—◦ぬけしきにて」〈竹取〉 3 本心からでなく。しぶし...
わん‐げつ【湾月/彎月】
1 弓形をしている月。弓張り月。弦月(げんげつ)。「—山頂に懸り」〈織田訳・花柳春話〉 2 陣立ての名。弦月の形に隊を組んだもの。
ワーク‐ハウス【work house】
17〜19世紀の英国に設けられた貧困者収容施設。救貧作業場などと訳される。救貧行政の一環として設置された施設で、当初は、収容者に対して仕事と報酬を提供するものであったが、19世紀になると、貧困者...