ひ‐てん【批点】
1 詩歌や文章を批評して評点をつけること。訂正する所や要所などに点を打つこと。また、その点。 2 非難すべき点。欠点。きず。
批点(ひてん)を打(う)・つ
1 詩歌・文章などに評点を加える。 2 欠点を指摘して攻撃する。「葉子のする事為す事に—・ちながらも」〈有島・或る女〉
ひょう‐しゃく【評釈】
[名](スル)詩歌や文章を解釈し、批評を加えること。また、そのもの。「古典を—する」
ひょう‐ちゅう【評注/評註】
文章・詩歌などに批評・注釈を加えること。また、そのもの。
び‐ぎん【微吟】
[名](スル)小声で詩歌をうたうこと。「唐詩か何か—して」〈木下尚江・良人の自白〉
ふ【賦】
[常用漢字] [音]フ(呉)(漢) 1 税を取りたてる。租税。「賦役・賦税/田賦」 2 割り当てる。割り当て。「賦課/割賦・月賦・年賦」 3 授け与える。「賦活・賦与/天賦・稟賦(ひんぷ)」 4...
ふう【風】
1 ある地域・社会などの範囲内で一般に行われている生活上の様式。また、やり方・流儀。風俗・習慣。ならわし。「都会の—になじむ」「昔の—を守る」「武家の—」 2 人や物の姿・かっこう。なり。風体。...
ふう‐えい【諷詠】
[名](スル)詩歌を作ったり、吟じたりすること。「花鳥—」
ふうえいじゅうにがつ【諷詠十二月】
三好達治の詩歌論。12か月のそれぞれの月ごとに、古今の名歌や名句を著者が選び、解説したもの。昭和17年(1942)刊行。
ふう‐げつ【風月】
《古くは「ふげつ」》 1 風と月。心地よい風と美しい月。自然の風物。「花鳥—」 2 自然の風物を題材に詩歌・文章を作ること。また、文才のあること。「—の才に富む」