ドゥイノのひか【ドゥイノの悲歌】
《原題、(ドイツ)Duineser Elegien》リルケの詩集。晩年の代表作の一つで、1912年に書き始められ、1922年に完成した10編の詩からなる。刊行は1923年。
ドゥーブのどうとふどうについて【ドゥーブの動と不動について】
《原題、(フランス)Du mouvement et de l'immobilité de Douve》フランスの詩人ボンヌフォワの詩集。1953年刊。
どうたい【胴体】
高橋新吉の詩集。昭和31年(1956)刊。
どうてい【道程】
高村光太郎の第1詩集。大正3年(1914)刊。情熱の燃焼や生の充実感をうたう。
どくげんあいか【独絃哀歌】
蒲原有明の詩集。明治36年(1903)刊行。自身の作品のほか、ロセッティなどの訳詩も収録。
どまのしじゅうはったき【土間の四十八滝】
町田康の第2詩集。平成13年(2001)刊行。第9回萩原朔太郎賞受賞。
どれいのよろこび【奴隷の歓び】
田村隆一の詩集。昭和59年(1984)刊。第36回読売文学賞受賞。
なかのしげはるししゅう【中野重治詩集】
中野重治の詩集。叙情詩、思想詩、抵抗詩など幅広い作品を収める。昭和6年(1931)ナップ出版部から刊行されるが、発禁処分となる。その後もいくつかの版が刊行されている。
なつはな【夏花】
伊東静雄の詩集。昭和15年(1940)刊行。翌年、北村透谷賞受賞。
ななつのうみ【七つの海】
《原題The Seven Seas》キップリングの詩集。1896刊行。