ゆくはる【ゆく春】
薄田泣菫の詩集。明治34年(1901)刊行。
ゆめのごとく【夢の如く】
《原題、(フランス)Tel qu'en songe》レニエの詩集。1892年刊行。
ゆめのなかで【夢のなかで】
吉行理恵の詩集。昭和42年(1967)刊行。第8回田村俊子賞受賞。
よあけのかねからゆうべのかねまで【夜明けの鐘から夕べの鐘まで】
《原題、(フランス)De l'Angélus de l'aube à l'Angélus du soir》ジャムの詩集。1898年刊行。
よいまちぐさ【宵待草】
竹久夢二による三行詩。大正2年(1913)刊行の絵入り詩集「どんたく」に収録。 唱歌。にバイオリン奏者の多忠亮(おおのただすけ)が曲をつけたもので、楽譜は大正7年(1918)出版。のち、西...
よびことくちぶえ【呼子と口笛】
石川啄木の第2詩集。生前未刊行の作品。明治44年(1911)に雑誌「創作」に発表された詩を含む8編からなる詩集として構想されたと見られている。啄木没後の大正2年(1913)に出版された「啄木遺稿...
よみ‐ちら・す【読(み)散らす】
[動サ五(四)] 1 いろいろな本を手当たりしだいに読む。あちらこちらの文章を少しずつ読む。「詩集から学術書まで—・す」 2 (「詠み散らす」とも書く)気分に任せて歌をどんどんよむ。「歌詠みとて...
よりかからず【倚りかからず】
茨木のり子の詩集。また、その表題作。詩集は平成11年(1999)刊行。年齢を重ね、何ものにも頼らず、流されずに生きる姿を表現した作品で、著者晩年の代表作の一つ。
よるのガスパール【夜のガスパール】
《原題、(フランス)Gaspard de la nuit》 ベルトランの散文詩集。副題は「レンブラント、カロ風の幻想曲」。著者没後の1842年に刊行。 ラベルのピアノ組曲。全3曲。1908年...
よるをむそうするしょうたいようのひとりごと【夜を夢想する小太陽の独言】
飯島耕一の詩集。昭和57年(1982)刊行。第1回現代詩人賞受賞。