けつ‐ろん【結論】
[名](スル) 1 考えたり論じたりして最終的な判断をまとめること。また、その内容。「調査の—を出す」 2 論理学で、推論において前提から導き出された判断。終結。断案。⇔前提。
ケージェー‐ほう【KJ法】
《KJ method》文化人類学者の川喜田二郎が考案した発想法。ブレーンストーミングなどで思いついたことや調査で得られた情報などをカードに記すことから始め、類似のカードについてグループ分けとタイ...
げんご‐ぶんせき【言語分析】
分析哲学の方法の一。日常言語学派による日常言語の用法分析や論理実証主義による言語の論理分析などがある。
ゲーデル‐の‐ふかんぜんせいていり【ゲーデルの不完全性定理】
1931年、オーストリア出身の数学者・論理学者ゲーデルが証明した数学基礎論における重要な定理。自然数論を含む公理系が無矛盾性をもつならば、真偽を決定できない命題が必ず存在するという第一不完全性定...
こうさ‐がいねん【交差概念/交叉概念】
論理学で、外延の一部が相互に重なり合っている二つ以上の概念。例えば、「学者と教育家」「家畜とペット」など。交錯概念。
こうぞうか‐プログラミング【構造化プログラミング】
論理構造が明確で、わかりやすいプログラムを作成するための手法。1960年代後半、オランダの計算機科学者エドガー=ダイクストラが提唱。プログラム全体を機能ごとに分割し、処理の手順を順次・選択・反復...
こうたいてき‐ろんしょう【後退的論証】
論理学で、結論からその前提となる理由をさかのぼり、一般的な真理へ到達することによって、その結論が真であることを論証する方法。背進的論証。逆進的論証。分析的論証。→前進的論証
こう‐てい【肯定】
[名](スル) 1 そのとおりであると認めること。また、積極的に意義を認めること。「現世を—する」⇔否定。 2 論理学で、ある命題の主語と述語の関係が成立すること。また、その関係を承認すること。...
こうていてき‐がいねん【肯定的概念】
論理学で、ある性質が存在していることを示す概念。例えば、知識・幸福など。肯定概念。積極的概念。⇔否定的概念。
こうてい‐はんだん【肯定判断】
論理学で、主語と述語の関係をそのまま肯定する判断。「sはpである」という形式をとる。⇔否定判断。