えん‐えき【演繹】
[名](スル) 1 一つの事柄から他の事柄へ押しひろめて述べること。「身近な事象からすべてを—する」 2 与えられた命題から、論理的形式に頼って推論を重ね、結論を導き出すこと。一般的な理論によっ...
えんざん‐かいろ【演算回路】
コンピューターなどで、四則演算や論理演算を実行する電子回路。
えんざん‐そうち【演算装置】
コンピューターを構成する基本部分で、四則演算・論理演算などを行う装置。CPUなどの論理回路として実装される。算術論理ユニット。算術論理演算装置。ALU(arithmetic logic unit)。
オア【or】
1 二つ以上の語句からいずれか一つを選択させる語。「オール—ナッシング」 2 (OR)論理演算の一で論理和。または、コンピューターで、OR回路。
オア‐かいろ【OR回路】
《OR circuit》コンピューターで用いる論理回路の一で、論理和の演算を行うもの。2個以上の入力端子と1個の出力端子をもち、1個以上の入力端子に信号が加えられると、出力端子に出力信号が現れる...
オイラー‐の‐ず【オイラーの図】
集合における元(げん)の範囲を線で囲み、集合相互間の関係を図で示したもの。L=オイラーが論理学の説明に採用して広め、ベン図へと発展。
おやごろし‐の‐パラドックス【親殺しのパラドックス】
タイムトラベルにまつわる逆説。タイムマシンを利用して過去の世界に行き、自分の父親となる人物を、母親と出会う前に殺してしまったらどうなるかを問うもの。父親を殺すと自分が生まれてこないため、タイムト...
オルガノン【(ギリシャ)Organon】
《道具・機関の意》アリストテレスの論理学書の総称。論理学は知識の構造や論証法を論じるものであって哲学ではなく、学問研究のための道具であるという見方からの称。
かい‐がいねん【下位概念】
論理学で、二つの概念が包括・被包括の関係にあるとき、包括されるほうの概念。例えば、生物に対する動物や植物。低級概念。⇔上位概念。
かがく‐てき【科学的】
[形動] 1 考え方や行動のしかたが、論理的、実証的で、系統立っているさま。「—な説明」 2 特に自然科学の方法に合っているさま。「—な知識に乏しい」