あんな‐の‐へん【安和の変】
安和2年(969)藤原氏が企てた他氏排斥の謀略事件。右大臣藤原師尹(ふじわらのもろただ)らが、源満仲(みなもとのみつなか)の密告を利用して左大臣源高明(みなもとのたかあきら)らに皇太子廃立の陰謀...
いんぼう‐しかん【陰謀史観】
歴史的な事件や出来事を、事実や定説とは別に、ある人物や組織による謀略や策謀として解釈する立場・考え方。
いんぼう‐ろん【陰謀論】
ある事件や出来事について、事実や一般に認められている説とは別に、策謀や謀略によるものであると解釈する考え方。強大な権力を持つ人物あるいは組織が、一般市民に知られないように不正な行為や操作を行って...
カウンターインテリジェンス【counterintelligence】
外国の敵意ある情報活動を無効にするための防諜活動。敵国の破壊・怠業活動などの謀略活動から、人・物資・施設を防護するための諸活動を含んでいう。
しそう‐せん【思想戦】
宣伝や風評などで敵国民の思想を混乱させる謀略。
しんけい‐せん【神経戦】
物理的戦闘力によらないで、宣伝・謀略などを用いて相手の戦意を失わせたり操作したりする戦法。
スキーム【scheme】
計画。企画。体系。枠組み。 [補説]英語では、謀略、陰謀の意味もある。
せい‐こう【正攻】
1 正面からの攻撃。 2 奇計や謀略を用いないで正々堂々と攻めること。
た‐ばかり【謀り】
1 思いめぐらすこと。思案。工夫。「鍵なければ、開くべき—をしつつ」〈宇津保・蔵開上〉 2 だますこと。また、はかりごと。謀略。「この女の—にや負けむとおぼして」〈竹取〉
たばかり‐ごと【謀り事】
はかりごと。謀計。謀略。「博打(ばくち)責められ困(こう)じて、かの—を申す」〈宇津保・忠こそ〉