み‐てぐら【幣/幣帛】
《「御手座(みてぐら)」の意という。「みてくら」とも》神に奉納する物の総称。布帛(ふはく)・紙・玉・兵器・貨幣・器物・獣類など。また、のちには御幣をもいう。幣束。幣帛(へいはく)。ぬさ。
ミント【mint】
1 造幣局。 2 未使用の貨幣または切手。
むせいげん‐ほうか【無制限法貨】
法律により、金額に制限なく強制通用力を与えられている貨幣。完全法貨。日本銀行券の類。
ムント‐とう【ムント塔】
《Munttoren》オランダの首都アムステルダムの中心部にある塔。15世紀、市街を取り囲む城壁とともに建造。城壁は17世紀に取り払われたがこの塔は残り、時計台が取り付けられた。28個のカリヨン...
めいもく‐かへい【名目貨幣】
貨幣の素材価値とは無関係に、法律などによって表示してある額面価値で通用する貨幣。紙幣・銀行券・補助貨幣など。
めいもく‐ちんぎん【名目賃金】
貨幣額で表された賃金。その貨幣額で購入できる物量は物価に左右されるため、実質的な購買力は示されない名目的な賃金水準であるところからいう。→実質賃金
メキシコ‐ぎん【メキシコ銀】
16世紀以降、スペインがメキシコ産の銀で鋳造した銀貨。東洋貿易に使用されてアジア各地に流通、アジアの近代的貨幣制度の発達を促した。メキシコ‐ドル。墨銀(ぼくぎん)。
もう【毛】
1 数の単位。1000分の1。また比率では、1割の1000分の1、1厘の10分の1。 2 尺貫法の単位の一。長さでは、1寸の1000分の1。重さでは、1匁の1000分の1。 3 貨幣の単位。1円...
もん【文】
1 《中国、唐の開元通宝1枚の重さが1匁(もんめ)あったところから》銭貨の個数・貨幣単位。1貫の1000分の1。「早起きは三—の徳」 2 《寛永通宝の一文銭を並べて数えたところから》足袋底の長さ...
もん‐め【匁/文目】
1 尺貫法の重さの単位。1匁は1貫の1000分の1で、約3.75グラム。真珠の取引などに用いられる。 2 江戸時代の秤量貨幣である銀貨の単位。金1両は銀50〜80匁。唐の開元通宝銭が渡来して標準...