てんびん‐ぜめ【天秤責め】
両腕を天秤棒に縛って身体の自由を奪い、責めつける拷問。
とうかつ‐じごく【等活地獄】
仏語。八大地獄の第一。殺生を犯した者が落ちるとされ、獄卒の鉄棒や刀で肉体を寸断されて死ぬが、涼風が吹いてくるとまた生き返り、同じ責め苦にあうという。
とが【咎/科】
1 人から責められたり非難されたりするような行為。あやまち。しくじり。「失敗は彼の—ではない」 2 罰されるべき行為。罪。「盗みの—で捕らえられる」 3 非難されるような欠点。「筑波嶺にそがひに...
とがめ【咎め】
犯した罪や過失を責めること。また、それに対する罰。そしり。非難。𠮟責(しっせき)。「お—を受ける」
とが・める【咎める】
[動マ下一][文]とが・む[マ下二] 1 悪いことをしたと心を痛める。「気が—・める」「良心が—・める」 2 傷やはれものをいじって悪くする。また、悪くなる。「膿(う)んで傷が—・める」 3 過...
とく‐せき【督責】
[名](スル)厳しく責めたてること。厳しく督促すること。「其治法を視察し—する挙も見えたり」〈田口・日本開化小史〉
とっち・める
[動マ下一]《「と(取)ってし(締)める」の音変化》きびしく責めたり、しかったりする。ひどくやりこめる。「いたずら者を—・める」
とつ‐び【突鼻】
《鼻を突く意から》主人からとがめを受けること。きびしく責められること。また、そのような失敗をしたり、騒ぎを起こしたりすること。「申し次ぎ駿河局—に及ぶ」〈吾妻鏡・一九〉
とむ‐な・い
[連語]《連語「ともない」の音変化》動詞、および動詞型活用の助動詞に付く。…したくもない。「もはや責め—・い」〈続狂言記・朝比奈〉
とり‐た・てる【取(り)立てる】
[動タ下一][文]とりた・つ[タ下二] 1 多くの中から特別に取り上げる。「一度の失敗を—・てて責める」「—・てて言うこともない」 2 大勢の中から特に選び出して用いる。抜擢する。引き立てる。「...