よしだ‐ひでかず【吉田秀和】
[1913〜2012]音楽評論家・随筆家。東京の生まれ。内務省・文部省などを経て音楽評論家に。ラジオパーソナリティーや音楽教育にも力を注ぎ、小沢征爾らを育てた。昭和50年(1975)評論集「吉田...
よしのたゆう【吉野大夫】
後藤明生(めいせい)の小説。信濃追分宿の遊女、吉野大夫の伝承を手掛かりに、大夫の小説を書こうとする作家を描く。昭和56年(1981)刊行。同年、第17回谷崎潤一郎賞受賞。
よしのちょうたいへいき【吉野朝太平記】
鷲尾雨工による長編小説。全6巻。楠木正儀を中心に、南北朝の動乱期を描く大河小説。昭和10年(1935)から昭和15年(1940)に刊行。第1巻・第2巻が昭和10年(1935)、第2回直木賞受賞。
よしわらごめんじょう【吉原御免状】
隆慶一郎による長編の伝奇時代小説。宮本武蔵に育てられた青年剣士松永誠一郎が、家康公から下された「神君御免状」を巡り、江戸吉原で裏柳生の忍びたちと闘う剣豪小説。昭和61年(1986)刊行。映画やド...
よしわらてびきぐさ【吉原手引草】
松井今朝子の時代小説。遊女の失踪の謎に迫る。平成19年(2007)刊行。同年、第137回直木賞受賞。
よっ‐て【因って/依って/仍って】
[接]理由を述べた文を受けて、結論を述べる文へ導くのに用いる語。そういうわけで。「優秀な成績を収めました。—これを賞します」
よっぱだにへのこうか【ヨッパ谷への降下】
筒井康隆の短編小説。昭和63年(1988)「新潮」誌に発表。同年刊行の小説集「薬菜飯店」に収録。平成元年(1989)、第16回川端康成文学賞を受賞。
よどがわ‐つつじ【淀川躑躅】
ツツジの一種。朝鮮半島および対馬に自生するチョウセンヤマツツジの園芸品種。葉は細長く、4、5月ごろ、八重咲きで香りのある紫紅色の花を開く。観賞用。
よみうり‐ぶんがくしょう【読売文学賞】
文学賞の一。昭和24年(1949)、読売新聞社により創設。年に1回、優れた作品に贈られる。小説のほか戯曲・シナリオ、詩歌俳句、研究・翻訳などの部門がある。
よみ‐かた【読(み)方】
1 文字の発音のしかた。「—がわからない字」 2 文章などを読んでそれを理解するための方法。「小説の—」「地図の—」 3 (「詠み方」とも書く)歌などをよむ方法。 4 小学校における、国語教育の...