ろかとくとみけんじろう【蘆花徳冨健次郎】
中野好夫による、徳冨蘆花の評伝。3部作。昭和47年(1972)から昭和49年(1974)にかけて3冊を刊行。昭和49年(1974)、第1回大仏次郎賞受賞。
ロカルノ‐こくさいえいがさい【ロカルノ国際映画祭】
スイス南部の都市ロカルノで毎年8月に開かれる国際映画祭。第1回は1946年開催。最高賞は金豹賞。若手監督の作品を積極的に取り上げることで知られる。
ろく‐しょう【禄賞】
封禄と賞賜。
ろくせんどのあい【六〇〇〇度の愛】
鹿島田真希の長編小説。長崎を舞台に、日常から逃げ出した主婦とロシア人青年との恋愛を描く。平成17年(2005)刊行。同年、第18回三島由紀夫賞受賞。
ろくめいかんのけいふ【鹿鳴館の系譜】
磯田光一の評論。昭和58年(1983)刊行。副題「近代日本文芸史誌」。日本の欧化の象徴としての鹿鳴館に着目しつつ、日本文化の近代化・欧化の歩みを論じる。第35回読売文学賞評論・伝記賞受賞。
ろじ【路地】
三木卓の短編連作集。鎌倉を舞台に、さまざまな人生の交錯を描く。平成9年(1997)刊行。同年、第33回谷崎潤一郎賞受賞。
ロック‐ガーデン【rock garden】
高山植物や苔などを岩組みの間に配した観賞庭園。また、石庭。
ロッテルダムのひ【ロッテルダムの灯】
庄野英二によるエッセー集。昭和35年(1960)刊行。翌年、第9回日本エッセイストクラブ賞受賞。
ロベリア【(ラテン)Lobelia】
キキョウ科ロベリア属の植物の総称。普通は観賞用のルリミゾカクシをいい、一年草で葉はへら状。5、6月ごろ、紫・青・白色などの小花を総状につける。花びらは五つに裂けていて、上の2枚が細い。南アフリカ...
ろんこう‐こうしょう【論功行賞】
功績を論じ、その程度に応じて賞を与えること。