じ‐み【地味】
[名・形動] 1 形や模様などにはなやかさがなく、目立たないこと。また、そのさま。「—な服装」「—づくり」⇔派手(はで)。 2 性質や物の考え方・生活態度などが、飾り気がなくて控え目なこと。また...
せい‐ひん【清貧】
私欲をすてて行いが正しいために、貧しく生活が質素であること。「—に甘んずる」
せっ‐けん【節倹】
[名・形動](スル)出費を控えめにして質素にすること。また、そのさま。倹節。節約。「奢侈なる人と—なる人と」〈中村訳・西国立志編〉 「お母様が—して遣って下さるから」〈鴎外・半日〉
そ【素】
[音]ソ(漢) ス(呉) [訓]もと もとより [学習漢字]5年 〈ソ〉 1 染めてない絹。白絹。「素絹/縑素(けんそ)」 2 白い。白。「素衣・素雪/緇素(しそ)」 3 生地のままで手を加え...
そい‐そしょく【粗衣粗食】
粗末な衣服と粗末な食事の意で、質素な暮らしをいう。
そう‐え【草衣】
草を編むなどしてつくった粗末な衣服。隠者・僧などがまとう質素な衣。「—夕べの膚(はだへ)を隠さざれども」〈謡・関寺小町〉
つつまし・い【慎ましい】
[形][文]つつま・し[シク]《動詞「つつ(慎)む」の形容詞化》 1 遠慮深い態度である。控えめで、しとやかだ。「—・い振る舞い」「—・く寄り添う」「—・く咲く野の花」 2 ぜいたくでないさま。...
つづま‐やか【約まやか】
[形動][文][ナリ] 1 簡潔で要を得ているさま。てみじかなさま。「歎願なせる趣きを右小弁家の宛(あて)にして最(いと)—に記されたり」〈染崎延房・近世紀聞〉 2 控えめで質素なさま。つつまし...
つまし・い【倹しい/約しい】
[形][文]つま・し[シク]生活ぶりなどがぜいたくでない。地味で質素である。「—・い暮らし」 [派生]つましげ[形動]つましさ[名]
ており‐じま【手織り縞】
手織りの質素な縞木綿。田舎縞。