コンスタンタン【constantan】
ニッケル約45パーセント、残りが銅の合金。電気抵抗が高く、また、他の金属と組み合わせたとき熱起電力が高いので、電気抵抗線や熱電対に用いる。商標名。
じこ‐インダクタンス【自己インダクタンス】
一つの電気回路に自己誘導があるとき、誘導起電力は回路内に流れる電流の時間的変化に比例するが、このときの比例定数のこと。自己誘導係数。
すいぎん‐でんち【水銀電池】
減極剤として酸化水銀を使った乾電池。正極に酸化水銀と黒鉛粉末、電解液に水酸化カリウム、負極に亜鉛を用いる。起電力は約1.3ボルト。小型で軽量。カメラ・時計・補聴器などに使用される。水銀乾電池。R...
セル‐チェッカー【cell checker】
乾電池やバッテリーの起電力や内部抵抗を簡便に調べることができる試験器。
ゼーベック‐こうか【ゼーベック効果】
2種の異なる導線の両端を接合して、両接合部に異なる温度を与えると起電力を生じる現象。1821年ドイツの物理学者ゼーベック(T.J.Seebeck)が発見。
ゼーベック‐そし【ゼーベック素子】
ゼーベック効果による起電力を利用した電子部品の一つ。温度測定用の熱電対や熱電発電などに利用される。
そうご‐インダクタンス【相互インダクタンス】
二つの電流回路に相互誘導があるとき、誘導起電力は他方の回路を流れる電流の時間的変化に比例するが、このときの比例定数のこと。相互誘導係数。→相互誘導
そうご‐ゆうどう【相互誘導】
二つの電流回路の間で、一方の回路の電流を変化させると、他方の回路に誘導起電力が生じる現象。
たんきょく‐ゆうどう【単極誘導】
円柱状の磁石を回転させ、軸の一端と側面に導線をつなぐと電位差が発生し電流が流れる現象。電磁誘導の一例として、1832年に英国の物理学者M=ファラデーが発見。回転の角速度をω、磁石の断面を貫く磁束...
ダニエル‐でんち【ダニエル電池】
硫酸亜鉛溶液中の亜鉛を負極、硫酸銅溶液中の銅を正極とし、両液を素焼き板で仕切った一次電池。起電力は約1.1ボルト。1836年、英国の化学者ダニエルが考案。