インダクタンス【inductance】
一つのコイルに流れる電流が変化して誘導起電力が現れる場合に、この起電力が電流の変化する速さに比例するときの比例定数。電磁誘導の大きさを表し、単位はヘンリー。誘導起電力をもつ回路素子をさすこともある。
イー‐エム‐エフ【EMF】
《electromagnetic flowmeter》電磁流量計。計測管内に磁場をつくり、管内を流れる導電性液体の起電力の大きさによって流量を測定する流量計。
イー‐エム‐エフ【EMF/emf】
《electromotive force》起電力。電流回路で電流を起こすために働く外部作用。
ウェーバ【weber】
国際単位系(SI)の磁束の単位。1回巻きの閉回路を貫く磁束が、一様に減少して1秒後に消滅するとき、その閉回路に1ボルトの起電力を生じさせる磁束。名称はW=E=ウェーバーにちなむ。記号Wb
かいてん‐そくどけい【回転速度計】
回転の速度を、遠心力・起電力・渦(うず)電流・ストロボスコープなどを利用して測定し、目盛り板に回転数として連続的に表示する計器。タコメーター。回転計。
きじゅん‐でんきょく【基準電極】
ある電極の電極電位を測定するために用いられる電極。電極電位の絶対値の測定は原理的に不可能なため、基準となる電極と組み合わせて電池をつくり、その起電力から電極電位を求める。電位が安定で再現性が高い...
ぎゃく‐きでんりょく【逆起電力】
1 回路の電流の変化に伴い、この変化を打ち消す向きに生じる起電力。 2 電気分解で、電極反応によって生じた物質が電極に付着し、本来の電極反応を妨げる向きに生じる起電力。
こうかがく‐でんち【光化学電池】
光化学反応を利用した電池の総称。溶液中の電極に光を照射したり、溶液が光を吸収して化学変化を起こしたりして生じる起電力を利用する。いずれもシリコン太陽電池に比べて、エネルギー変換効率は高くない。
こう‐でんち【光電池】
セレンや亜酸化銅などの半導体と金属との接触面や、シリコンなどのpn接合に光を照射し、光起電力効果により電気エネルギーを得る電池の総称。照度計や露出計に利用されるほか、太陽電池も含まれる。光起電力...
こうりゅう‐はつでんき【交流発電機】
交流起電力を発生する発電機。オルターネーター。