いちや‐ぎり【一夜切り】
一晩限りの遊興。「—に身を売れば」〈浮・一代女・六〉
いっ‐かん【一寒】
1 《「一」は、もっぱら、ひとえに、の意》身につけている着物が薄く、いかにも寒そうなこと。また、ひどく貧しいこと。赤貧。 2 ひと冬。「—ヲシノグ」〈日葡〉
いっ‐けつ【溢血】
[名](スル)身体の組織内などに起こる、点状または斑状の内出血。「脳—」
いっ‐しゅく【一縮】
鎧(よろい)や武具に身をかためること。また、その鎧や武具。転じて、鎧や武具をつけた武者。「只一人鎧—して」〈太平記・二六〉
いっ‐しん【一身】
1 一人のからだ。一人の人。 2 自分一人。おのれ自身。「衆望を—に集める」「責任を—に負う」 3 全身。自分の命。「—を賭(と)して事に当たる」
いっしん‐じょう【一身上】
その人自身の身の上や境遇などに関すること。個人的な問題や事情。「—の都合」
いっ‐せき【一跡】
1 家筋の続き。家系。血統。「大家の—、この時断亡せんこと勿体(もったい)なく候」〈太平記・三五〉 2 後継者に譲るすべてのもの。跡目一式。全財産。「—を継がせ申したき心中にて候」〈謡・春栄〉 ...
一双(いっそう)の玉手(ぎょくしゅ)千人(せんにん)の枕(まくら)
《「円機活法」から》2本の美しい腕が千人の男の枕になる。夜ごとに別の客を迎える遊女の身の上をいう言葉。一双の玉臂(ぎょくひ)千人の枕。
一朝(いっちょう)の怒(いか)りにその身(み)を忘(わす)る
《「論語」顔淵から》一時の怒りのために前後を忘れ、身を滅ぼすことになる。一朝の怒りに一生を過(あやま)つ。
いっぱん‐きょういく【一般教育】
1 専門教育・職業教育に対し、人間として、また市民として不可欠な教養を身につけさせる教育。 2 「一般教養2」に同じ。