き‐どう【軌道】
1 電車などの軌条車両を走らせるための構造物からなる道。道床・枕木(まくらぎ)・レールなどからなる。「市電の—」 2 天体が運行する道筋。「人工衛星の—」 3 物体が運動するときに描く一定の道筋...
きどう‐いじ【軌道維持】
⇒ステーションキーピング1
きどう‐うんどう【軌道運動】
物体が重力などの力を受け、ある軌道を描いて運動すること。太陽の周囲をまわる惑星、地球の周囲を周る月や人工衛星の運動をさす。地球と人工衛星のように、一方の物体の質量および空気抵抗を無視できるとき、...
きどう‐エレベーター【軌道エレベーター】
地上から宇宙空間にまで達する軌道をもつ、未来技術に基づく想像上のエレベーター。高強度のケーブルを人工衛星などから地上に垂らし、逆方向にも遠心力を使って伸ばして約10万キロの長さの軌道を建造する。...
きどう‐かいろ【軌道回路】
列車の運行を制御するシステムの一つ。線路に電流を流して列車の存在や位置を検知する仕組み。
きどう‐かんすう【軌道関数】
原子や分子における電子の運動状態を記述する波動関数。この絶対値の2乗はある位置における電子の存在確率を表す。
きどう‐きじゅうき【軌道起重機】
脚柱の下端に車輪をつけ、軌道上を移動する形式の起重機。塔形クレーン・橋形クレーンなど。
きどう‐きょうめい【軌道共鳴】
公転軌道を描く二つの天体が互いに重力を及ぼし合い、公転周期が単純な整数比となる現象。この周期の関係は尽数関係とよばれる。三つまたはそれ以上の天体の公転周期が単純な整数比になっている場合はラプラス...
きどう‐けいしゃかく【軌道傾斜角】
天体の軌道の特徴を表す軌道要素の一。太陽を周回する天体では黄道面と軌道面のなす角度、惑星を周回する天体(地球を周回する人工衛星を含む)では赤道面と軌道面のなす角度のこと。
きどう‐しゃ【軌道車】
鉄道線路の視察・改修などのため、軌道上を走る小型車両。