でんしょ‐ばと【伝書鳩】
遠隔地からの通信に利用するドバト。鳩の帰巣性を利用したもので、かつては軍隊・新聞社などで用いたが、現在ではレース用。
とう‐えい【冬営】
1 軍隊などが陣営を張って冬を越すこと。また、その陣営。 2 冬を越すための用意。
とう‐じ【登時】
[副]すぐに。即座に。もと、軍隊でも用いられた。
とう‐すい【統帥】
[名](スル)軍隊を統率し指揮すること。「連合軍を—する」
とうすい‐けん【統帥権】
軍隊の最高指揮権。明治憲法下で天皇の大権と規定され、一般の国務から独立するとされた。
とう‐せい【東征】
[名](スル)軍隊などが東方に行くこと。東方の敵を征伐すること。
とくむ‐きかん【特務機関】
1 作戦以外の諜報(ちょうほう)活動や特殊工作などを行う特殊軍事組織。 2 旧日本陸軍で、軍隊・学校・官衙(かんが)以外の特別の任務をもつ機関。元帥府・軍事参議院・侍従武官府など。
と‐ご【都護】
1 中国の官名。軍隊を指揮して辺境を守護・統治する官で、漢代に設置された西域都護府に始まる。唐代は都護府の長官。 2 按察使(あぜち)の唐名。
どう【幢】
1 昔、儀式または軍隊の指揮などに用いた旗の一種。彩色した布で作り、竿の先につけたり、柱に懸けたりした。はたほこ。 2 魔軍を制する仏・菩薩(ぼさつ)のしるし。また、仏堂の装飾とするたれぎぬ。
どう‐いん【動員】
[名](スル) 1 軍隊を平時の編制から戦時の編制に切り替えること。また、そのため兵士を召集すること。「—されて戦地に赴く」 2 戦争遂行のために、国内の資源・工場・人員などを政府の管理下におく...