てんこ‐おん【転呼音】
語中・語尾の音を、その語を書き表す仮名自身の発音によらず別の音に発音すること。また、その別の音。「かは(川)」をカワ、「かふ(買ふ)」をカウ、「たう(倒)」をトー、「にんわ(仁和)」をニンナと発...
てん‐ご【転語】
ある語の意味や音が変化してできた語。五音相通をもとに考えた近世の国学の用語で、今日の国語学では用いない。
てんごう
[名・形動]ふざけること。また、そのさま。いたずら。冗談。「—を言う」「—な手形を書き、無筆の母御を宥(なだ)めしが」〈浄・冥途の飛脚〉 [補説]語源未詳。「癲狂(てんごう)」からともいい、「転...
てん‐さい【転載】
[名](スル)印刷物やウェブ上の文章・記事などを写し取って、そのまま他の刊行物やウェブサイトなどに載せること。「無断で記事を—する」
てん‐さく【転作】
[名](スル)従来から栽培している作物の種類を、他に転換すること。「米作から花卉(かき)栽培に—する」
てん‐さん【転盞】
朝廷での宴会で、相伴の公卿にも杯を回すこと。
てん‐ざ【転座】
染色体異常の一。染色体の一部が切断され、他に付着するなどして位置を変えたもの。突然変異の原因となる。
てん‐し【転子】
脊椎(せきつい)動物の大腿骨(だいたいこつ)の上部にある突起。→大転子 →小転子
てんし‐か【転子窩】
大腿骨(だいたいこつ)の大転子の内面にあるくぼみ。
てんしかん‐せん【転子間線】
大腿骨(だいたいこつ)上部の前面で、大転子から小転子に向けて斜めに走る粗い線。→転子間稜(りょう)