とび‐つ・く【飛(び)付く/跳(び)付く】
[動カ五(四)] 1 勢いよく身をおどらせてとりつく。飛びかかる。「子供が母親に—・く」「柳に—・く蛙」 2 興味をもったものなどに、軽率に手を出す。「もうけ話に—・く」「流行に—・く」
何(なん)でも来(こ)い
《来るものは拒まない、の意。「何でも御座れ」とも》 1 えり好みをしないで何でも受け入れる。何でも軽率に受け入れる。また、そのときにいう言葉。 2 何でもできる。どれも得意である。また、そのとき...
は・じる【恥じる/羞じる/慙じる/愧じる】
[動ザ上一][文]は・づ[ダ上二] 1 恥ずかしいと思う。面目なく思う。「世間に—・じる」「軽率な発言を—・じる」 2 (多く打消しの形で用いる)名誉などを傷つける。ひけをとる。「学校の名に—・...
はす‐は【蓮葉】
[名・形動]《「はすば」とも》 1 ハスの葉。 2 女性の態度や言葉が下品で軽はずみなこと。また、そのさま。はすっぱ。「—な声をたてて笑う」 3 「蓮葉女」の略。「此家の小間使にてお種という—な...
ひょう‐けい【剽軽】
[名・形動] 1 身軽ですばやいこと。また、そのさま。「男は面白い—な恰好をして」〈花袋・一兵卒の銃殺〉 2 軽はずみであること。軽率。
ぼん‐ミス【凡ミス】
不注意による失敗。軽率でつまらないミス。「相手の—で勝ちを拾う」
みだり【乱り/妄り/猥り/濫り/漫り】
[形動][文][ナリ]《五段活用動詞「みだ(乱)る」の連用形から》 1 秩序を無視するさま。自分勝手であるさま。「—に高山植物を採取する」 2 軽率に、また、度を過ごして物事をするさま。むやみや...
むさ‐と
[副]《「むざと」とも》 1 軽率にことをするさま。うっかりと。「やいやい、—傍へな寄りおっそ」〈虎清狂・蟹山伏〉 2 いいかげんにことをするさま。やたらに。「松茸(まつだけ)なども、—食ぶるは...
む‐ふんべつ【無分別】
[名・形動] 1 分別がないこと。思慮がなく軽率なこと。また、そのさま。「年がいもなく—なことを言う」 2 仏語。物事を区別して考えないこと。また、妄想を離れていること。
めった【滅多】
[形動][文][ナリ]《「めた」と同語源。「滅多」は当て字》 1 思慮の浅いさま。軽率であるさま。「—なことを言って怒らせてはまずい」 2 ごく当たり前であるさま。並大抵。「—なことでは驚かない...