あい・する【愛する】
[動サ変][文]あい・す[サ変] 1 かわいがり、いつくしむ。愛情を注ぐ。「我が子を—・する」 2 (性愛の対象として)特定の相手を慕う。恋する。「—・する人と結ばれる」 3 とりわけ好み、それ...
いちねん‐ごひゃくしょう【一念五百生】
仏語。ただ一度妄想を心に抱いただけで、五百回も生死を重ねる輪廻(りんね)の報いを受けること。
インド‐てつがく【インド哲学】
インドで成立・発達した哲学・宗教思想の総称。バラモン教・ヒンズー教・仏教・ジャイナ教などの思想を中心とする哲学。現実世界を苦と見、その自覚を出発点として、哲学的思索と宗教的実践によって苦の輪廻(...
う【有】
《(梵)bhavaの訳。生じること、あることの意》仏語。生存。存在。また、その場所。生死・輪廻(りんね)の根源となるもの。
ウパニシャッド【(梵)Upaniṣad】
古代インドの宗教哲学書。ベーダ文献の最後の部分なので、ベーダーンタ(ベーダの終わり)ともいう。宇宙と人生を支配するブラフマン(梵)とアートマン(我)の一致を説き、輪廻(りんね)と業(ごう)の思想...
かい【廻】
[人名用漢字] [音]カイ(クヮイ)(漢) エ(ヱ)(呉) [訓]めぐる まわる 〈カイ〉まわる。まわす。かえる。「廻状・廻船・廻転」
〈エ〉めぐらす。まわす。めぐる。「廻向(えこう)/輪廻...
カラフル
森絵都の小説。死んだはずの「僕」が輪廻(りんね)のサイクルに戻るため、自殺を図った少年の体を借りて現世で過ごす日々を描く。平成10年(1998)刊行。第46回産経児童出版文化賞受賞。実写、アニメ...
ぎゃく‐る【逆流】
仏語。生死輪廻の流れに逆らって、悟りへの道におもむくこと。→順流(じゅんる)
ご‐しょう【五生】
1 五たび生まれ変わること。 2 仏語。菩薩(ぼさつ)の生まれ方を五つに分けたもの。飢餓や海中の苦を救う息苦生、衆生(しゅじょう)の類に従って生まれて救う随類生、すぐれた容姿や身分などに生まれる...
さんがい‐るてん【三界流転】
仏語。3種の迷いの世界に生と死を繰り返すこと。三界輪廻(りんね)。