あい・する【愛する】
[動サ変][文]あい・す[サ変] 1 かわいがり、いつくしむ。愛情を注ぐ。「我が子を—・する」 2 (性愛の対象として)特定の相手を慕う。恋する。「—・する人と結ばれる」 3 とりわけ好み、それ...
いちねん‐ごひゃくしょう【一念五百生】
仏語。ただ一度妄想を心に抱いただけで、五百回も生死を重ねる輪廻(りんね)の報いを受けること。
インド‐てつがく【インド哲学】
インドで成立・発達した哲学・宗教思想の総称。バラモン教・ヒンズー教・仏教・ジャイナ教などの思想を中心とする哲学。現実世界を苦と見、その自覚を出発点として、哲学的思索と宗教的実践によって苦の輪廻(...
う【有】
《(梵)bhavaの訳。生じること、あることの意》仏語。生存。存在。また、その場所。生死・輪廻(りんね)の根源となるもの。
ウパニシャッド【(梵)Upaniṣad】
古代インドの宗教哲学書。ベーダ文献の最後の部分なので、ベーダーンタ(ベーダの終わり)ともいう。宇宙と人生を支配するブラフマン(梵)とアートマン(我)の一致を説き、輪廻(りんね)と業(ごう)の思想...
多生
1〔輪廻りんね〕transmigration (of the soul); metempsychosis [mətèmpsəkóusis|mètempsi-]2〔多数を生かすこと〕一殺多生の剣を...
地形
〔一地域の〕topography, geographical features;〔一般に,土地の形状〕landform地形上の topographical地形の利用utilization of ...
転生
1〔生まれ変わること〕transmigration (of souls);〔輪廻りんね〕metempsychosis ((複 -es))2〔岩石の〕palingenesis [pæ`lindʒé...
metempsychosis
[名](複-ses /-siːz/)(魂の)輪廻りんね(転生)
reincarnation
[名]1 U再生,輪廻りんね,転生;輪廻説[信仰]2 C〔通例a ~〕(…の)生まれ変わり≪of≫;化身reincarnationの派生語reincarnationism名reincarnati...
りんね【輪廻】
[共通する意味] ★仏教で、衆生が生まれかわり死にかわりを繰り返すこと。[英] transmigration of souls[使い方]〔輪廻〕スル▽輪廻転生〔流転〕スル▽生々流転[使い分け] ...
るてん【流転】
[共通する意味] ★仏教で、衆生が生まれかわり死にかわりを繰り返すこと。[英] transmigration of souls[使い方]〔輪廻〕スル▽輪廻転生〔流転〕スル▽生々流転[使い分け] ...
うまれかわる【生まれ変わる】
[共通する意味] ★死んだ者が同種の別の者または異種の姿になって再び生まれる。[英] to be born again[使い方]〔生まれ変わる〕(ラ五)▽あいつは執念深いから、蛇が生まれ変わった...
さんぜ【三世】
[意味] 仏教で、前世・現世・来世(後世)をいう。[使い方]〔三世〕▽三世の縁▽主従は三世[関連語]◆(二世) 現世と来世。この世とあの世。「親子は一世、夫婦は二世」「二世の契り(=夫婦の約束)...
てんせい【転生】
[共通する意味] ★死んだ者が同種の別の者または異種の姿になって再び生まれる。[英] to be born again[使い方]〔生まれ変わる〕(ラ五)▽あいつは執念深いから、蛇が生まれ変わった...
さんがいむあん【三界無安】
この世は、苦労が多くて、少しも心が安まることがないということ。▽仏教語。「三界」は仏教の世界観で、衆生しゅじょうが生まれて、死に輪廻りんねする三つの領域、欲界よっかい色界しきかい無色界むしきかいのこと。「無安」は安穏さがない状態のこと。苦しみの多いこと。
さんがいるてん【三界流転】
生あるものは三界に生死を繰り返して、迷い続けるということ。▽仏教語。「三界」は仏教の世界観で、衆生しゅじょうが生まれて、死に輪廻りんねする三つの領域、欲界よっかい色界しきかい無色界むしきかいのこと。「流転」は迷い続けること。生まれ変わり、死に変わって迷い続けること。
しょうじじだい【生死事大】
生き死にの問題は重大であり、それをいかに超越するかが最大事であること。生死を繰り返す、この世の迷いを捨てて悟りを開くことは、いま生きているこの時しかなく、最も大切なことであるという。求法ぐほうの切なることをいう。▽仏教、特に禅宗の語。
てんしょうりんね【転生輪廻】
⇒ りんねてんしょう(輪廻転生)
むしむじゅう【無始無終】
始めも終わりもなく、限りなく続いていること。生ある者があの世からこの世へと生まれ、苦しみを味わい、再び死んであの世へ戻っていくという輪廻りんねが無限であること。▽仏教語。「始終」を分けて、それぞれに「無ない」をつけた語。「始はじめ無なく終おわり無なし」と訓読する。「終」は「しゅう」とも読む。
デービス【William Morris Davis】
[1850〜1934]米国の地理学者。地形の発達過程を進化論的に見て地形輪廻説を提唱、世界の地形学に進歩をもたらした。著「自然地理学」「地形の説明的記載」など。
ピタゴラス【Pythagoras】
[前570ころ〜前496ころ]古代ギリシャの哲学者・数学者・宗教家。教団を組織し、霊魂の不滅、輪廻(りんね)、死後の応報を信じ、魂を鎮める音楽と、永遠不変の真理を教える数学を重視。万物は数の関係...
もりた‐そうへい【森田草平】
[1881〜1949]小説家・翻訳家。岐阜の生まれ。本名、米松。夏目漱石の門下。小説「煤煙」「輪廻(りんね)」「細川ガラシヤ夫人」、翻訳「死せる魂」。