ちちがきえた【父が消えた】
尾辻克彦の短編小説。父親の死をテーマにした作品。昭和55年(1980)発表。同年、第84回芥川賞受賞。
ちゅう‐ばん【中判】
1 紙などの判の中くらいのもの。 2 辻番付の中くらいのもの。
ちょう‐そう【朝宗】
[名](スル) 1 《「朝」は春に、「宗」は夏に天子に謁見する意》古代中国で、諸侯が天子に拝謁すること。 2 多くの河川がみな海に流れ入ること。 3 権威あるものに寄り従うこと。「カントに—する...
ちょっ‐か【直下】
[名](スル) 1 ある物の、まっすぐ下。ました。「赤道—」⇔直上。 2 まっすぐにさがること。一直線に落ちること。「急転—」⇔直上。「冷たい感覚が彼の背筋の真中を、閃くが如くに—した」〈佐藤...
ちん‐しゅう【珍羞】
《「羞」はごちそうの意》珍しくてうまいごちそう。珍しい料理。珍肴(ちんこう)。珍膳(ちんぜん)。「田舎料理食い付けた口の八百膳の—に逢いたるごとく」〈露伴・辻浄瑠璃〉
つくり‐じ【作り字】
1 日本で、漢字をまねて作った文字。「峠」「辻(つじ)」「畑」など。国字。 2 自分勝手に作った字。 3 物などを並べて文字の形を作ること。また、その文字。
つじ【辻】
《「つむじ(辻)」の音変化》 1 道路が十字形に交わる所。四つ辻。十字路。 2 人が往来する道筋。街頭。 3 「辻総(つじぶさ)」の略。 [補説]「辻」は国字。
つじ【辻】
姓氏の一。 [補説]「辻」姓の人物辻一弘(つじかずひろ)辻邦生(つじくにお)辻静雄(つじしずお)辻潤(つじじゅん)辻善之助(つじぜんのすけ)辻直四郎(つじなおしろう)辻仁成(つじひとなり)辻亮一...
つじ‐あんどん【辻行灯】
江戸時代、辻番所の前に備えてあった台付きの行灯(あんどん)。つじあんどう。
つじ‐うら【辻占】
1 黄楊(つげ)の櫛(くし)を持ち、道の辻に立って、最初に通る人の言葉を聞き吉凶を判断する占い。道占。道行き占。 2 偶然出あった物事を手がかりとして吉凶を判断すること。「—がよい」 3 吉凶を...