こみ‐せん【込(み)栓】
柱に通した貫(ぬき)などを固定するため、柱の側面から打ち込む小木片。
こみ‐だか【込高】
江戸時代、領地替えなどで、従来の知行高と新しい石高が等しいのに年貢率の相違によって収入額が減少する場合、別に増加された石高。
こみ‐だし【込(み)出し】
⇒込み3
こみ‐つ・く【込み付く】
[動カ下二]やりこめる。きめつける。力ずくでする。「しぶとき輩(ともがら)に逢うては—・けられて尾骨(をぼね)上らず」〈仮・浮世物語・三〉
こみ‐ぶ【込み歩】
江戸時代の検地で、地味の劣った田畑は実際の面積より減らして検地帳に記載すること。捨て歩。
こみ‐まい【込米】
⇒合米(ごうまい)
こみま‐しお【込(み)真潮】
込み潮と真潮との入りまじった潮流。
こ・む【込む/混む/籠む】
[動マ五(四)] 1 一つ所に多くの人や物が集まっていっぱいになる。混雑する。また、物事が一度に重なる。「銭湯が—・んでいる」「道路が車で—・む」「日程が—・んでいる」「負けが—・む」 2 (...
こめ‐もの【込め物】
1 物と物との間に詰めて入れるもの。 2 活版の組版で、余白の部分をつくるために組み込むもの。字間に入れるスペース、行間に入れるインテル、大きな空白部に入れるクワタなど。
こ・める【込める/籠める】
[動マ下一][文]こ・む[マ下二] 1 ある物の中に、しっかり収め入れる。詰める。「弾を—・める」 2 その中に十分に含める。特に、ある感情や気持ちを注ぎ入れる。「力を—・める」「願いを—・める...