きんだい‐てき【近代的】
[形動]近代独特の性質・傾向をもっているさま。また、前時代にはない新鮮さをもっているさま。「—な建物」
きんだい‐とし【近代都市】
近代社会の発展とともに建設され発達した都市。
きんだいにほんろうまんしゅぎけんきゅう【近代日本浪漫主義研究】
吉田精一による文学評論。昭和15年(1940)刊行の処女評論集。北村透谷、泉鏡花、森鴎外などの作家や「文学界」「明星」「白樺」などの雑誌による文芸運動を取り上げ、日本の浪漫主義文学の歴史と意義を...
きんだいのうがくしゅう【近代能楽集】
三島由紀夫による戯曲のシリーズ。能楽を近代劇に翻案した舞台作品群で、昭和25年(1950)から昭和35年(1960)にかけて、「邯鄲」「綾の鼓」「卒塔婆小町」「葵上」「班女」「道成寺」「熊野(ゆ...
きんだいのぐうわ【近代の寓話】
西脇順三郎の詩集。昭和28年(1953)刊行。
きんだいのれんあいかん【近代の恋愛観】
厨川白村の著作。大正10年(1921)、朝日新聞に連載されたエッセー。恋愛論ブームを巻き起こした。大正11年(1922)刊。
きんだい‐ひめじだいがく【近大姫路大学】
姫路大学の旧称。
きんだい‐びじゅつ【近代美術】
近代の美術。多く、19世紀後半から第二次大戦ごろまでの美術をいう。印象主義に始まり野獣主義(フォービスム)や表現主義などが現れた。
きんだい‐ぶんがく【近代文学】
近代に成立し発達した文学。ヨーロッパでは15、16世紀のルネサンス以降、特にフランス革命以降の文学をさし、分析的な散文、特に小説が主流。日本では、明治維新以後の文学をさす。 [補説]書名別項。→...
きんだいぶんがく【近代文学】
文芸雑誌。昭和21年(1946)創刊、昭和39年(1964)廃刊。本多秋五・平野謙・山室静・埴谷雄高・荒正人・佐々木基一・小田切秀雄を同人として創刊。戦後派文学推進の拠点となった。