こま‐がえし【駒返し】
「馬返し」に同じ。
こまくら‐がえし【木枕返し】
木枕を多く重ねて手の甲にのせ、それを返して種々の曲芸をすること。
さし‐かえし【差し返し】
天皇から杯を賜ったとき、その酒を移しかえて飲む土器(かわらけ)。「—賜りて、下りて、舞踏し給へるほど」〈源・宿木〉
し‐かえし【仕返し】
[名](スル) 1 仕返すこと。やりなおし。 2 報復すること。復讐(ふくしゅう)。「踏まれた—にけとばした」
鴫(しぎ)の羽返(はがえ)し
舞の手の一。また、剣術・相撲の手の一。
しっぺい‐がえし【竹篦返し】
[名](スル)《竹篦で打たれたのを、打ち返す意から》すぐに仕返しをすること。しっぺがえし。「—を食う」
しっぺ‐がえし【竹篦返し】
「しっぺいがえし」の音変化。「甘くみると手痛い—を食う」
しのび‐がえし【忍び返し】
盗賊や敵が忍び込むのを防ぐため、塀などの上に先端のとがった竹・木・鉄棒などを並べ立てたもの。
すき‐かえし【漉き返し】
《「すきがえし」とも》反故(ほご)紙を漉きなおすこと。また、その紙。宿紙(しゅくし)。
すき‐がえし【鋤き返し】
鋤(すき)や鍬(くわ)で土を掘り返すこと。