むし‐かえし【蒸(し)返し】
《「むしがえし」とも》蒸し返すこと。また、蒸し返したもの。「—の飯」「古い話の—をするな」
むしゃ‐がえし【武者返し】
武家屋敷で、表長屋の外溝の縁に一歩置きに立てた石。
もみ‐かえし【揉み返し】
マッサージ療法を受けた後で、筋肉痛のような痛みが生じること。施術中に無理な体勢が続いたり、筋肉を手でもみほぐす力が強すぎたりすることで起こる。
べに‐がえし【紅返し】
⇒もみがえし
もみ‐がえし【紅返し】
女物の和服で、紅色の裏を表に返して縁取りしたもの。べにがえし。「—の下着に箔形(はくがた)の白小袖をかさね」〈浮・一代女・一〉
もり‐かえし【盛(り)返し】
もりかえすこと。「野党が—を図る」
やり‐かえし【遣り返し】
1 やり直し。「人生は—がきかない」 2 相手に仕返すこと。また、相手を反対にやりこめること。「つい口返答—を為(す)る時もあれど」〈露伴・いさなとり〉 3 和風建築の工法の一。2本の柱の間に水...
ゆ‐がえし【湯返し】
茶の湯で、ひしゃくを棚または卓などに飾り残す点前(てまえ)のとき、ひしゃくの合(ごう)を速く乾かすために、ひしゃくで釜の湯をくみ、それを釜へ戻すこと。
ゆ‐がえし【弓返し】
⇒ゆみがえし(弓返し)
ゆみ‐がえし【弓返し】
矢を射放したとき、同時に弓の握りを回して、弦(つる)を肘(ひじ)の外側にはね返らせること。ゆがえし。