ヘッブ‐の‐ほうそく【ヘッブの法則】
脳内のニューロンの結合に関する法則。ニューロンどうしを接合するシナプスは、ニューロンが繰り返し発火することによって伝達効率が向上し、逆に長期間発火がないと低下するというもの。この可塑性が長期記憶...
べん‐まく【弁膜/瓣膜】
心臓や血管・リンパ管の内部にある、血液やリンパの逆流を防ぐためのひだ状の膜。弁。
ベータシート‐こうぞう【βシート構造/ベータシート構造】
たんぱく質の代表的な二次構造の一つ。まっすぐに伸びたポリペプチド鎖が平行または逆平行に並び、隣り合ったポリペプチド鎖と水素結合によって結びつき、安定した平面を形成している。→αヘリックス構造
ペルティエ‐こうか【ペルティエ効果】
異種の金属の接触点に電流が流れると、接触点でジュール熱以外に熱の発生または吸収が起こる現象。電流の向きを変えると熱の発生と吸収とが逆になる。1834年フランスの物理学者ペルティエ(J.C.Pel...
ほい‐ほい
[感] 1 物を担いだり、牛・馬などを追ったりするときの、調子を取る掛け声。 2 人を呼ぶときに発する語。「呼ばはってみう。—、太郎冠者」〈続狂言記・狐塚〉
[副](スル) 1 気安く誘いに...
ほうかい‐ていすう【崩壊定数】
放射性元素や不安定な素粒子などが崩壊をする際の、単位時間当たりの確率。崩壊定数をλ、半減期をT(秒)とすると、λ=loge2/Tとなり、逆比例の関係で表される。壊変定数。
ほうき‐がみ【箒神】
箒に宿る神。安産の守り神とされ、産婦の腹を箒でなでたり、足許に箒を逆さに立てたりする。
ほうしゃせい‐ほかく【放射性捕獲】
原子核に1個または複数個の粒子が吸収されて、より重い原子核になる核反応。光核反応の逆過程であり、捕獲によってγ(ガンマ)線(光子)が放出される。中性子捕獲、陽子捕獲などがある。
ほうしゃ‐れいきゃく【放射冷却】
晴れて風のない夜などに、地表面から熱が放出されて温度が下がり、地表近くの大地の気温も下がる現象。放射霧や遅霜、逆転層などの原因になる。
ほうてき‐のうしはんてい【法的脳死判定】
臓器移植を行おうとする場合に、臓器移植法に基づき、臓器提供者となる患者について、脳幹を含む脳のすべての機能が不可逆的に停止した状態であることを確認する手続き。深昏睡(痛み刺激に対し全く反応しない...