あけび【通草/木通】
アケビ科の蔓性(つるせい)の落葉低木。山野に生え、葉は長楕円形の小葉が5枚手のひら状につく複葉。春、淡紫色の雄花と雌花とが咲く。秋、長楕円形で淡紫色の実がなり、熟すと裂け、果肉は甘く食べられる。...
あり‐どおし【蟻通/虎刺】
アカネ科の常緑小低木。山地の樹陰に生え、高さ30〜60センチ。細い枝が変化した1〜2センチの針が多数ある。初夏、白い漏斗(ろうと)状の花をつける。実は丸く、赤く熟す。 [補説]曲名別項。→蟻通
ありどおし【蟻通】
謡曲。四番目・準脇能物。世阿弥作で、貫之(つらゆき)集などに取材。紀貫之が蟻通明神を乗馬のまま通行して神の怒りに触れるが、和歌の徳により許される。
いちじょう‐どおり【一条通り】
京都市上京区を東西に走る道路。京都御所西方、中立売(なかだちうり)通り北側の小路。平安京の一条大路にあたる。
いちもん‐ふつう【一文不通】
「一文不知」に同じ。
いっ‐つう【一通】
1 一つの文書または手紙。「—の投書」「もう—コピーをとる」 2 「一方通行1」の略。 3 「一気通貫1」の略。 [アクセント]1はイッツウ、2・3はイッツウ。
いんしん‐ふつう【音信不通】
「おんしんふつう」に同じ。「僅の行違から—の間になつて」〈紅葉・金色夜叉〉
えん‐ずう【円通】
⇒えんつう(円通)
えん‐つう【円通】
《「えんづう」とも》 1 《「周円融通」の略》仏語。智慧によって悟られた絶対の真理は、あまねくゆきわたり、その作用は自在であること。また、真理を悟る智慧の実践。 2 「円通大士」の略。
おおしま‐ふうつう【大島風通】
風通織りで黒地に白茶の絣(かすり)模様を織り出した大島紬(つむぎ)に似た絹と綿の混織物。