かすみ‐まく【霞幕】
歌舞伎の大道具で、白地の木綿に浅葱(あさぎ)色で横霞を描いた幕。山台(やまだい)にいる浄瑠璃連中を隠すのに用いる。
かずら‐おけ【鬘桶】
能や狂言の小道具で、高さ約45センチ、直径約30センチの黒漆塗り蒔絵(まきえ)の円筒形の桶。本来は腰掛けとして使い、歌舞伎でも流用する。腰桶。かつらおけ。
かせ【桛/綛】
1 紡錘(つむ)で紡いだ糸を巻き取るH形またはX形の道具。かせぎ。 2 (綛)取り扱いに便利なよう、一定の大きさの枠に糸を一定量巻いて束にしたもの。また、それを数える語。1綛は綿糸768メートル...
かぞ【加須】
埼玉県北東部の市。鯉幟(こいのぼり)や柔道着・剣道具を特産。不動尊を祭る総願寺がある。もと、加増と書いた。平成22年(2010)に騎西町・北川辺町・大利根町と合併。人口11.5万(2010)。
かた‐たたき【肩叩き】
[名](スル) 1 凝りなどをほぐすために、肩をたたくこと。また、その道具。 2 相手の肩を軽くたたいて、頼んだり勧めたりすること。特に、退職勧告をすること。
かたな‐かけ【刀掛(け)】
1 刀を横にして掛けておく道具。刀架。 2 ものの役に立たない武士をさげすんでいう語。「綺羅(きら)を飾りし—めら」〈伎・景清〉
かた‐ぬき【型抜き】
[名](スル)枠や型紙などを使って形を抜き取ること。また、その道具。「—クッキー」
かた‐もの【型物】
1 型で作った陶器。 2 交趾焼(コーチやき)や古染付(こそめつけ)の香合(こうごう)のように、茶道具で一つの様式をなすもの。 3 演出や演技などが固定化している歌舞伎狂言。
かっ‐こ【羯鼓】
1 雅楽に用いる打楽器の一。奈良時代に唐から渡来したもの。左方(さほう)の楽で、演奏の速度・長短を指揮する主要楽器として使う。長さ約30センチの鼓胴の両側に直径約23センチの馬革の鼓面を固定し、...
カッター【cutter】
1 物を切ったり削ったりする道具。替え刃式の繰り出しナイフや裁断機、金属を切削する工具など。 2 「カッターナイフ」の略。 3 洋服生地の裁断師。 4 艦船に積み込まれる大型のボート。ふつうオー...