かつら‐ぶんじ【桂文治】
[1846〜1911]落語家。6世。江戸の人。名人といわれ、道具・鳴り物・声色(こわいろ)入りの芝居噺(しばいばなし)を大成した。
かていか‐しつ【家庭科室】
学校で、家庭科の授業を行うための教室。調理用のガス・水道設備があるほか、ミシンなどの裁縫道具が置かれる。家庭教室。
かとう‐ぐち【火灯口】
1 壁面などに設ける火灯形の出入り口。特に、茶室の出入り口の形式の一。鴨居や方立(ほうだて)を使わず、一般には上をアーチ状に丸く塗り固めたもの。給仕口や茶道口によく使われる。 2 歌舞伎の大道具...
かま【鎌】
1 草などを刈るのに使う道具。鉄製で、三日月形の内側に刃があり、木の柄を直角につけたもの。 2 昔の武器の鎌槍(かまやり)、鎖鎌(くさりがま)のこと。 3 「鎌継(かまつぎ)」の略。 4 紋所の...
かま‐ど【竈】
《「ど」は処の意》 1 土・石・煉瓦(れんが)などでつくった、煮炊きするための設備。上に釜や鍋をかけ、下で火をたく。へっつい。かま。 2 独立して生活する一家。所帯。「—を分ける」 3 生活のよ...
かみ‐きり【髪切り】
1 髪を切ること。また、その道具。 2 「天牛(かみきりむし)」の略。 3 遊女が客に偽りのない気持ちを示すために、髪を切って与えること。「指きり—入墨子(いれぼくろ)」〈松の葉・四〉
かみ‐だいどころ【上台所】
貴人・武士・豪商などの家で、家族や客用の食事を作る台所。「御—の御次に居て、見えわたりたる諸道具を取りさばきの奉公なり」〈浮・一代女・四〉
かめ‐の‐ふた【甕の蓋】
茶道具の建水の一。平たい形で、灰器や水指の蓋にも使う。もと南蛮物(なんばんもの)で、瓶(かめ)の蓋に用いたもの。
か‐や【蚊帳/蚊屋】
夏の夜、蚊や害虫を防ぐため、四隅をつって寝床を覆う道具。麻・木綿などで粗く織って作る。かちょう。《季 夏》「—つるや晦日(みそか)の宵の更けにけり/万太郎」
から【幹/柄】
1 草木のみき・茎。「粟—(あわがら)」「黍—(きびがら)」 2 矢の篦(の)。矢がら。 3 道具の柄(え)。〈和名抄〉