かくしん‐はん【確信犯】
1 道徳的、宗教的または政治的信念に基づき、本人が悪いことでないと確信してなされる犯罪。思想犯・政治犯・国事犯など。 2 《1から転じて》悪いことだとわかっていながら行われた犯罪や行為。また、そ...
かく‐りつ【格率/格律】
1 世間で広く認められている行為の基準。また、それを簡潔に表した言葉。格言。金言。処世訓。 2 《(ドイツ)Maxime》カント哲学で、行為の普遍的な道徳法則に対して、主観的にのみ妥当する実践的...
かげんてき‐めいれい【仮言的命令】
カントの道徳哲学で、ある目的を達成するための手段としての行為を命令する実践的原則。「もし君が…を欲するならば、…すべし」という条件つきの命令の形式をとる。仮言的命法。→定言的命令
かぞく‐せいど【家族制度】
1 家族の形態や機能を規定する法律・道徳・慣習などの規範の総体。 2 民法旧規定での家父長的な家制度。家族は戸主の強い統制下におかれた。
かち‐てんかん【価値転換】
ニーチェの用語。従来のキリスト教の道徳的価値を否定し、価値観の転換を図ろうとする態度・思想。
か‐どう【家道】
1 家が治まるために守るべき道徳。 2 一家の暮らしぶり。家政。家計。 3 代々その家に伝えられた技芸。
かなし・む【悲しむ/哀しむ/愛しむ】
[動マ五(四)] 1 心が痛む思いだ。悲しく思う。また、なげかわしく思う。「別れを—・む」「道徳心の低下を—・む」⇔喜ぶ。 2 (愛しむ)いとしいと思う。愛する。「端正(たんじゃう)美麗なる男子...
から‐まなび【唐学び/漢学び】
中国の学問をすること。また、それによって身についた学問や才能。かんがく。「中世以来学問道徳の権威としてこの国に臨んで来た—風の因習からも」〈藤村・夜明け前〉
かんぜん‐ちょうあく【勧善懲悪】
善事を勧め、悪事を懲らすこと。特に、小説・芝居などで、善玉が最後には栄え、悪玉は滅びるという筋書きによって示される、道徳的な見解にいう。勧懲。
かん‐そう【乾燥】
[名](スル) 1 かわくこと。湿気や水分がなくなること。「空気が—する」「—地」 2 かわかすこと。「洗濯物を—する」
[名・形動]味わいやおもしろみのないこと。また、そのさま。「無味—」...