うとく‐せん【有徳銭】
室町時代、幕府・大名・寺院などが諸費用を調達するために、領内の富裕な人々に課した臨時の税金。徳銭。
うべ【宇部】
山口県南西部、周防灘(すおうなだ)に面する市。沖ノ山炭鉱をもとに工業が発達、閉山後はセメント・化学・機械工業が盛ん。人口17.4万(2010)。
うまれてはみたけれど【生れてはみたけれど】
小津安二郎監督によるサイレント映画の題名。正式には「大人の見る絵本生れてはみたけれど」。昭和7年(1932)公開。サラリーマンの姿を子供の視点から描いた喜劇。出演、斎藤達雄、吉川満子、突貫小僧ほか。
うらうち‐がわ【浦内川】
沖縄県、西表(いりおもて)島中央部を流れる川。北東部にある同島最高峰古見(こみ)岳(標高469メートル)に源を発し、亜熱帯の密林をぬって北西流して浦内で東シナ海に注ぐ。長さ約19キロで島内最長の...
うらかみのたびびとたち【浦上の旅人たち】
今西祐行の小説。明治初期、流罪となった長崎県浦上のキリシタン達の苦悩を描く。昭和44年(1969)刊行。
うらじろ‐もみ【裏白樅】
マツ科の常緑高木。深山に自生。高さ約40メートルに達する。葉はモミに似て線形で、裏面は白みを帯びる。初夏、黄色い花粉をもつ雄花と紫色の雌花とをつける。球果は暗紫色。だけもみ。日光もみ。
うり‐あ・げる【売(り)上げる】
[動ガ下一][文]うりあ・ぐ[ガ下二] 1 商品を全部売りおわる。売り尽くす。「在庫品を—・げる」 2 ある期間の商品の代金が、ある金額に達する。「目標額を—・げる」
うわ‐かい【宇和海】
愛媛県西部、佐田岬半島の南、豊後(ぶんご)水道に面する海域。リアス海岸が発達。南部の愛南(あいなん)町に宇和海海域公園がある。うわのうみ。
うわじま【宇和島】
愛媛県南西部の市。もと伊達氏の城下町。宇和海に面し、水産加工業や真珠生産が盛ん。ミカンの産地。平成17年(2005)8月、吉田町・三間(みま)町・津島町と合併。人口8.4万(2010)。
うわじま‐じょう【宇和島城】
宇和島市にある旧宇和島藩の城。慶長元年(1596)から同6年にかけて、藤堂高虎(とうどうたかとら)が築城。のちに伊達宗利(だてむねとし)が寛文2年(1662)から改修。現存の天守閣は江戸時代の特...