ばっ‐そく【罰則】
1 ある法令のなかで、違反行為に対する刑罰または過料を科する旨を定めている規定。 2 一般に、規則に違反した際に適用されるルール。ペナルティー。「悪質な反則行為には1か月出場停止という厳しい—を科す」
バルクライン‐ほうしき【バルクライン方式】
《バルクラインはbulk line》 1 医薬品の薬価基準の設定方法の一。医薬品の個別銘柄を取引値の安い順に並べ、90パーセントに相当する量に対応する価格を薬価基準と定める方式。昭和57年(19...
ばんみん‐ほう【万民法】
古代ローマで、ローマ市民以外にも適用された法規範。ローマ市民にのみ適用された市民法に対するもの。普遍的規範という性格から自然法と同一視され、また国際法の意味に用いられることもある。
パリテ‐ほう【パリテ法】
《パリテ(parité)はフランス語で同等の意》選挙の候補者を男女同数とすることを定めたフランスの法律の通称。2000年6月制定。 [補説]小選挙区制をとる下院(国民議会)議員選挙では、政党・政...
パルス‐りょうほう【パルス療法】
薬を服用する期間と服用しない期間を周期的に繰り返す治療法。薬の効果が体内で一定期間持続する場合などに適用される。服用期間が短くなり、副作用を抑えることができる。また、間質性肺炎・関節リウマチ・膠...
パロチン【Parotin】
唾液腺ホルモン。薬剤として、唾液腺機能の低下によるとされる諸症(筋無力症・胃下垂・歯槽膿漏(のうろう)・更年期障害)に適用される。
ひぎしゃ‐こくせんべんご‐せいど【被疑者国選弁護制度】
逮捕された被疑者が経済的な理由で弁護人を依頼できない場合、公正な裁判を受ける権利を保障するため、国が弁護人を付ける制度。以前は起訴されて被告人となった段階で国選弁護制度が適用されていたが、平成1...
ひとり‐おやかた【一人親方】
建設業などで、法律上は個人事業主として取引先と契約する者。実態は労働者と同様の業務に従事している場合が多く、労働災害の発生率も高いにもかかわらず、事業主であるため労災保険などの労働者保護の法令が...
ひゃくごじゅうまんえん‐の‐かべ【百五十万円の壁】
納税者が配偶者特別控除を満額受けることができる、配偶者の年収の上限。納税者の給与収入が1120万円以下で、配偶者が給与所得者の場合にあてはまる。→百六万円の壁 →百三十万円の壁 [補説]配偶者の...
ひょうか‐えき【評価益】
保有資産の時価が簿価を上回っている場合の時価と簿価の差額。資産の期末評価に原価法を適用する場合は損益計算書に計上されないが、時価会計を適用する場合は評価益を計上する。⇔評価損。→含み益