へんぶん‐げんり【変分原理】
変分法の形式で表した物理学の基本原理。物体の運動を表すハミルトンの原理や光線の経路を表すフェルマの原理などがあり、作用量とよばれる積分量が極値を取るよう、運動の経路が決定する。古典力学以外に、電...
ほう【法】
(ハフ) 1 現象や事象などがそれに従って生起し、進展するきまり。法則。「自然には自然の—がある」 2 社会秩序を維持するために、その社会の構成員の行為の基準として存立している規範の体系。裁判...
ほう‐いき【法域】
1 法令の効力が及ぶ地域的範囲。 2 法の規定事項の範囲。また、その適用範囲。
ほうかいしゃく‐がく【法解釈学】
実定法の意味をその適用にかなうように論理的、体系的に解き明かす学問。解釈法学。
ほうかん‐しょう【宝冠章】
女性に授与される勲章の一。明治21年(1888)制定。宝冠大綬章(ほうかんだいじゅしょう)、宝冠牡丹章(ほうかんぼたんしょう)、宝冠白蝶章(ほうかんしろちょうしょう)、宝冠藤花章(ほうかんとうか...
ほうじょう‐きょうごう【法条競合】
一つの犯罪行為が外観上数個の刑罰法規に当てはまるが、実質的にはその一つだけが適用されること。
ほうち‐しゅぎ【法治主義】
1 人の善性に期待せず、徳治主義を排して、法律の厳格な適用によって人民を統治しようとする主張。韓非子(かんぴし)やホッブスなどの説が代表。 2 絶対君主の支配を否定し、国家権力の行使は議会の制定...
ほうてい‐きんり【法定金利】
金銭消費貸借契約における法律で定められた利息の上限。原則として利息制限法の上限金利が適用される。
ほうてい‐ぎょうしゅ【法定業種】
個人事業税の対象となる業種。地方税法に定められている。第1種事業(物品販売業・製造業など37業種)、第2種事業(畜産業・水産業・薪炭製造業の3業種)、第3種事業(医業・弁護士業など30業種)に分...
ほうてい‐そうぞくぶん【法定相続分】
法律の規定によって定められた相続分。被相続人が遺言で相続分を指定しない場合などに適用される。 [補説]相続人が子と配偶者の場合、相続分は各2分の1。配偶者と直系尊属の場合、配偶者は3分の2、直系...