もや‐くや
[副](スル) 1 むしゃくしゃするさま。「さまざまの妄想が、狭い胸の中で、— —煮えくり返る」〈左千夫・隣の嫁〉 2 ごたごたするさま。「何か—する中へ、ちょっとお邪魔と出かけたが」〈伎・御...
やく【薬〔藥〕】
[音]ヤク(呉)(漢) [訓]くすり [学習漢字]3年 〈ヤク〉 1 くすり。「薬局・薬効・薬剤・薬殺・薬草/医薬・丸薬・劇薬・膏薬(こうやく)・散薬・生薬(しょうやく)・仙薬・調薬・投薬・毒...
やく‐しょ【役所】
1 役人が公務を取り扱う所。官公庁。 2 戦陣で、各将士が本拠とする詰所。「己が—に走り入り、火を懸けて腹掻き切って死ににけり」〈太平記・二八〉 3 中世、関所のこと。〈黒本本節用集〉 4 遊里...
やす・む【休む】
[動マ五(四)] 1 仕事・活動を中断して、心身を楽にする。休息する。「食後に一時間—・む」 2 動きや働きが止まる。「河水の、…—・まずに、流れ流れ流れて」〈蘆花・自然と人生〉 3 眠るため...
やら◦れる【遣られる】
[連語]《動詞「や(遣)る」+受身の助動詞「れる」》 1 被害を受ける。危害を加えられる。また、病気におかされる。「日照りで苗が—◦れる」「鶏小屋が猫に—◦れる」「風邪に—◦れる」 2 やりこめ...
ゆず‐ゆ【柚湯】
1 冬至の日、ユズの実を入れて沸かす風呂。ひび・あかぎれを治し、また、風邪の予防になるという。冬至湯。《季 冬》「—すや創(きず)を加へし胸抱いて/波郷」 2 ユズを砂糖煮にし、その香りのついた...
よう‐じん【用心/要心】
[名](スル) 1 心をくばること。気をつけること。「風邪をひかないように—する」 2 万一に備えて注意・警戒を怠らないこと。「火の—」「—の悪い家」
よこ‐みち【横道】
1 本道から横に入る道。また、本道から分かれた道。わき道。 2 本筋からはずれた筋道。横筋。「話が—にそれる」 3 正しい道からはずれること。また、道理にはずれた事柄。邪道。「かかる事を言ひ出で...
余念(よねん)が無(な)・い
1 ほかのことを考えず、一つのことに熱中する。「自伝の執筆に—・い」 2 少しも邪念がない。たわいがない。「添寝の保は余念も無い顔をして」〈紅葉・多情多恨〉
ライノウイルス【rhinovirus】
鼻風邪(はなかぜ)の原因となるウイルスの一種。インフルエンザウイルスとは異なるものとして発見され、100以上の型がある。