こおり【郡】
律令制で、国の下に位置する地方行政区画。里・郷・村を包括するもの。→郡(ぐん)
こが・れる【焦がれる】
[動ラ下一][文]こが・る[ラ下二] 1 いちずに、激しく恋い慕う。切ないまでに思いを寄せる。「長年—・れた相手と結婚する」「故郷に—・れる」 2 そうなりたいと強く望む。「女優に—・れる」 3...
こ‐きょう【故郷/古郷】
生まれ育った土地。ふるさと。郷里。「—へ帰る」「第二の—」「生まれ—」 [補説]作品名別項。→故郷
こきょう【故郷】
《原題、(ドイツ)Heimat》ズーダーマンの戯曲。1893年の作。主人公のマグダは、「人形の家」の主人公ノラと並び、19世紀末の「目覚めた女性」の象徴とされる。
魯迅の短編小説。1921年...
故郷(こきょう)へ錦(にしき)を飾(かざ)・る
故郷を離れていた者が、立身出世して晴れがましく故郷へ帰る。
故郷(こきょう)忘(ぼう)じ難(がた)し
故郷はいつまでも懐かしく、忘れがたいものである。
こく【国〔國〕】
[音]コク(呉)(漢) [訓]くに [学習漢字]2年 〈コク〉 1 くに。「国家・国際・国産・国政・国民・国立/王国・外国・帰国・挙国・建国・諸国・全国・祖国・他国・大国・万国・亡国」 2 わ...
こく‐えん【国遠】
1 故郷を捨てて、遠く他国に逃げ出すこと。出奔(しゅっぽん)。「—して知れぬ人もあり」〈浮・永代蔵・三〉 2 刑罰で、遠方に追放されること。島流し。遠島。「死罪をゆるし、近国お払ひなさるるなり。...
こくぐんり‐せい【国郡里制】
律令制下の地方行政組織。全国を国・郡・里の三段階の行政区画に編成し、国には国司、郡には郡司、里には里長を置いた。2里以上20里以下を郡とし、里は画一的に50戸を1里とした。→郷里制(ごうりせい)
こく・する【哭する】
[動サ変][文]こく・す[サ変]大声を上げて泣く。慟哭(どうこく)する。「異郷に去って、激しい自分の運命を—・したいと思う」〈藤村・新生〉