せんかわ‐じょうすい【千川上水】
元禄9年(1696)に開かれた上水道。玉川上水を保谷で分水し、本郷・外神田・浅草などに給水した。江戸の三上水の一。
せんべい‐じる【煎餅汁】
南部地方の郷土料理の一。鶏肉や野菜などを醤油仕立ての汁で煮込み、南部せんべいを割り入れたもの。
そう‐し【桑梓】
《昔、中国で、屋敷の垣根に桑と梓(あずさ)とを植え、養蚕や器具用として子孫に残したという「詩経」小雅・小弁の故事から》父母を敬い、ふるさとを思うこと。転じて、ふるさと。故郷。
そう‐じゃ【総社/惣社】
《「そうしゃ」とも》いくつかの神社の祭神を1か所にまとめて祭った神社。平安時代、参拝や祭祀(さいし)の便宜のために、国司が国内諸社の神霊を国府の近くに勧請(かんじょう)したのが起源。郡・郷などの...
ソウル‐フード【soul food】
1 米国南部の黒人の伝統的な料理。豚の内臓の煮込み、ナマズのフライ、コーンブレッドなど。 2 その地域に特有の料理。その地域で親しまれている郷土料理。「九州の—」
そくじつ‐きごう【即日帰郷】
旧軍隊で、入隊した者が、病気などのために、即日郷里に帰されること。
そ‐しゅう【楚囚】
《楚の鍾儀は晋に捕らわれた後も、自国の冠をつけていたという「春秋左伝」成公9年の故事から》他国に捕らわれた楚の国の人。転じて、他国に捕らえられ望郷の思いをいだく人。
そしゅう【蘇州】
中国江蘇省南部の商工業都市。絹織物・刺繍(ししゅう)・金銀玉石細工が特産。水郷地帯で、付近に寒山寺などの名勝古跡が多い。スーチョウ。人口、行政区134万(2000)。
そば‐ごめ【蕎麦米】
ソバの実をゆでて皮をむき、干したもの。鶏肉や野菜などとともに汁に入れて煮たものは、徳島県祖谷(いや)地域の郷土料理。
そめ‐いい【染め飯】
クチナシの実で山吹色に染めた強飯(こわめし)。駿河国瀬戸(現在の静岡県藤枝市内)の名物で、静岡県の郷土料理。