ぶ‐やく【夫役/賦役】
《「ふやく」とも》労働で納める課役。律令制では広く人身課税をさし、調・庸・雑徭(ぞうよう)などを総称したが、中世にはしだいに守護役・陣夫・伝馬役などの労役に限定され、江戸時代には助郷役・国役など...
ぶりょう‐とうげん【武陵桃源】
世間とかけ離れた平和な別天地。桃源。桃源郷。陶淵明(とうえんめい)「桃花源記」によると、晋(しん)の太元年間に、湖南武陵の人が桃林の奥の洞穴の向こうに出てみると、秦末の戦乱を避けた人々の子孫が住...
ブレコン【Brecon】
英国ウェールズ南部の町。ブレコンビーコンズ国立公園の北端に位置し、観光拠点の一として知られる。11世紀創建のブレコン大聖堂や郷土の歴史を紹介するブレコノック博物館・美術館がある。
ぶんきょう【文京】
東京都の区名。昭和22年(1947)本郷・小石川2区が合併して成立。東京大学・お茶の水女子大学など学校が多い。人口20.7万(2010)。
ぶん‐こつ【分骨】
[名](スル)遺骨を2か所以上に分けて葬ること。また、その骨。「郷里に—する」
プトゥイ‐じょう【プトゥイ城】
《Ptujski grad》スロベニア北東部の都市プトゥイにある城。市街を見下ろす小高い丘の上に建つ。中世にハンガリー人の侵入に備えて建造。その後、増改築を繰り返し、ルネサンス、バロックなどの建...
ププサ【pupusa】
エルサルバドルの郷土料理の一。トウモロコシ粉で作った生地の中に、豆やチーズ・豚肉などを入れ、平たく丸い形に焼いたもの。
ベティさんのにわ【ベティさんの庭】
山本道子の短編小説。異国に嫁いだ日本女性の望郷の念を描く。昭和47年(1972)発表。同年、第68回芥川賞受賞。
ペーター‐カーメンチント【(ドイツ)Peter Camenzind】
ヘッセの小説。1904年刊。アルプスの山に生まれた子ペーターが都会の大学へ進み、恋愛や仕事、友人の死など、さまざまな経験をしたのち、再び故郷に戻るまでを描く。「郷愁」「青春彷徨(ほうこう)」の邦...
ペール‐ギュント【Peer Gynt】
イプセンの詩劇。5幕。1867年刊。夢想家のペール=ギュントが放浪の末に故郷に帰り、恋人の愛によって現実に目覚めるまでを描く。
グリーグ作曲の管弦楽曲。1875年作。
の付随音楽として作られ...